わかりやす！WiMAX（ワイマックス）は雨の日につながらない理由と改善策

WiMAXは雨の日につながらない！というのは本当なのででしょうか？

厳密にいうと、「ワイマックスは晴れている日よりは雨の日はつながりにくい」といった方が正確かもしれません。

 

これからWiMAXを買う人にとっては不安の種かもしれませんが、そう心配はありません。

雨の日での繋がりにくさは改善されてきていますし、むしろ雨の日の方が繋がるという声も多いのです。

 

しかし気になるのは雨の日に電波の弱くなる理由です。その理由と改善策をご紹介したいと思います。

 

周波数のことを知れば雨の日に繋がりにくい理由がわかる

 

どうして雨の日にWiMAXがつながりにくいのかは、周波数のことを少し理解しておく必要があります。

電波には周波数のがあって、周波数の高いものと低いものがあります。

 

周波数の低い電波は、波長が短く遠くまで届くという性質があります。

携帯電話でよく使われているプラチナバンドなども低い周波数を利用しているので、建物や障害物も回り込んで繋がりやすさを実現しています。

 

一方でWiMAXのような周波数の高い電波では、曲がったりせずにまっすぐ進む性質を持っています。建物などの障害物に当たると反射します。

雨や雪などは高い周波数にとっては、障害物となってつながりにくい原因となるといわれています。

 

駅の混雑した場所や花火大会では、携帯電話の電波が届きにくいといった現象によく似ています。

障害物が電波を妨害してしまい、つながりにくいということが雨でもあると考えられているのです。

それならバケツをひっくり返したような雨と、パラパラ降る雨ではつながりやすさも違うかもしれませんよね。

 

雨の中での部屋の中と混雑も通信も原因？

 

雨の日はワイマックスはつながりにくいといわれる原因には、部屋の中で通信を行うこともあると考えています。

雨の日は外でWiMAXを使うよりも部屋の中で使うことの方が多くなりますよね？

 

部屋の中ではすでに紹介した通り、周波数の高い電波だと高速通信と引き換えに反射してしまいます。

その上に雨の日は晴れている日よりも、通信を行う人の割合が多いと推定されるので混雑が起こっているのかもしれません。

 

以上、WiMAXが雨の日につながりにくい原因をまとめるとこうなります。

 

WiMAXの雨の日の対処法

 

雨の日にワイマックスを使っていて、もし万が一つながりにくさを感じた時の対処法は案外単純で簡単です。

 

まず、一つ目の改善方法はワイマックス端末を窓際に置いて、物理的に障害物から回避するという方法です。

 

部屋の中に入ってきにくい電波をはね返らすにキャッチしやすくするためです。

 

これは単純なようで意外と効果を発揮します。

 

２つ目のクレードルを使って立てて置くというの簡単にできて効果のある改善方法です。

これも物理的に端末を寝かせて電波を受信させるよりも、立てて受信させる方が感受性が良くなります。

ラジオの電波などもアンテナを伸ばせば入りやすくなるイメージです。

 

しかし残念なことにこのクレードルを後から手に入れようと思うと、有料でお金がかかります（約3000円）

これからワイマックスを手に入れようと思っている人は、クレードルが無料になるプロバイダもあるのでそちらからの申し込みがオススメです。

 

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３つ目は気にしないということです。

というのも利用者の実測データでは、大雨や大雪などの極端に天候が悪い日は通信速度が2～3割ダウンするということがわかっていますが、普通の雨程度ならばさほど差がないということもわかっています。

 

例えば実測で50Mbsの速度が出ていたら2割ダウンなら40Mbps、3割ダウンでも35Mbpsで利用するには何ら問題のないことがわかります。

 

 

つまり理論的には雨の日でつながりにくいということがあっても、実際に利用するのには何ら問題なく、対処方法もあると思っていただいて結構です。