結論: ソフトバンク光の実質月額は、24ヶ月の総額で積み上げると、戸建1ギガの月額5,720円が窓口の35,000円のキャッシュバックで、「月額とキャッシュバックだけ」を計算した場合は実質4,262円、24ヶ月時点で残る工事費11,880円と契約事務手数料4,950円まで入れた場合は約4,963円になります。ただし超おうち応援割とキャッシュバックは足し算ではなく、窓口によっては15,000円減額されます。
4,262円は、月額基本料の24ヶ月分からキャッシュバックを引いただけの数字です。この記事の後半で説明する「24ヶ月時点で残る工事費」と「契約事務手数料」は入っていません。実際に24ヶ月で払う額に近いのは、この2つも入れた右の列です(2026年11月末までに契約する前提。12月以降の新規契約は値上げ後の月額になります)。
| 契約タイプ(窓口のキャッシュバック) | 月額とキャッシュバックだけの場合 | キャッシュバック+工事費の残り+事務手数料の場合 |
|---|---|---|
| 戸建1ギガ(35,000円) | 約4,262円 | 約4,963円 |
| マンション1ギガ(35,000円) | 約2,722円 | 約3,423円 |
| 10ギガ(45,000円) | 約5,055円 | 約5,756円 |
右の列に入れた工事費の残り11,880円は、派遣工事ありの場合(工事費47,520円)です。派遣工事なしの5,280円は24ヶ月以内に割引が終わるため残りは0円で、転用・事業者変更の1ギガは工事不要で0円です。その場合は、右の列から495円(11,880円÷24ヶ月)を引いた額が目安になります。マンション1ギガの35,000円は、窓口の案内が「1ギガ」としか書いておらず、戸建との別は記載がありません。契約事務手数料は、割引の条件を満たせばその分だけ下がります。
「ソフトバンク光は月5,720円」と書かれていても、実際に払う金額はその数字ではありません。契約事務手数料が乗り、工事費が乗り、そこからキャンペーン割引が引かれ、さらに申込窓口ごとのキャッシュバックが引かれます。全部ならして1ヶ月あたりに直した金額が「実質月額」です。
広告などで「ソフトバンク光は月3,800円」と見かけることがあります。ソフトバンク公式の料金ページは税込表示で、マンション1ギガの2年自動更新プランは4,180円です(2026年10月24日確認)。この4,180円から消費税10%を除くと3,800円(4,180円÷1.1、当サイトの計算)になり、広告の「3,800円」はマンション1ギガの税抜の基本料金と同じ額です。戸建て(ファミリー)は税込5,720円で、税抜に直すと5,200円(5,720円÷1.1)です。つまり3,800円はマンションだけの、税抜の、基本料金だけの額で、戸建てには当てはまらず、契約事務手数料4,950円・工事費の残り・オプションは入っていません。請求額が3,800円より高くなるのは、この3つが加わるためです。戸建てにお住まいなら、基本料金は5,720円から数えてください。
そして厄介なことに、ソフトバンク光の実質月額は「割引をたくさん使えば使うほど安くなる」とは限りません。片方を使うともう片方が減額される組み合わせがあり、しかもその損得は戸建かマンションか、スマホがソフトバンクかどうかで逆転します。
この記事では、ソフトバンクが公表している料金・キャンペーン条件だけを使って、24ヶ月の総額ベースで金額を積み上げ直します。読み終えたとき、あなたの条件でどの割引を優先すべきかがはっきりしているはずです。
- 実質月額の計算式と、この記事の前提
- まず「どこから申し込んでも同じ」部分を積み上げる
- 工事費が「実質無料」にならない2つの条件
- キャッシュバックを入れると実質月額はこうなる
- ここが本題|キャッシュバックと超おうち応援割は「足し算」ではない
- おうち割 光セットは「光回線を安くする割引」ではない
- キャッシュバックを取りこぼす5つのパターン
- 「最大100,000円」はソフトバンク光の月額を下げない
- 2026年12月の値上げ|今の契約タイプで24ヶ月が変わる
- SoftBank 光+とPayPayカード割を「今の契約」と混同しない
- 契約を切るときの負担|解除料と更新月
- 申込窓口を比べるときの5つのチェックポイント
- よくある質問
- 結論|あなたが取るべき順番
実質月額の計算式と、この記事の前提
実質月額の計算式はシンプルです。
実質月額 =(月額基本料の合計 + 初期費用 − 割引・還元の合計)÷ 契約月数
この記事では契約月数を24ヶ月とします。ソフトバンク光の基本となる「2年自動更新プラン」のちょうど1周期にあたるためです。
そして以降の比較は、なるべく「月あたり」ではなく24ヶ月の総額で並べます。理由は単純で、キャンペーンの割引期間がバラバラだからです。7ヵ月目から25ヵ月目まで続く割引と、一括で振り込まれるキャッシュバックと、24ヶ月かけて相殺される工事費を、同じ土俵に載せるには総額で見るのが一番ごまかしがききません。
なお、後で出てくる「超おうち応援割」は、公式の対象期間が「課金開始月を1ヵ月目として25ヵ月目まで」で、割引の提供は「7ヵ月目以降」と注記されています(7〜25ヵ月目の19回分)。24ヶ月で区切って計算するため、24ヶ月以内に入るのは7〜24ヵ月目の18回分で、25ヵ月目の1回分は計算に入れていません(いずれも当サイトの計算)。つまりこの記事の数字は、超おうち応援割にとってはやや辛め(不利め)に出ているとご理解ください。
まず「どこから申し込んでも同じ」部分を積み上げる
キャッシュバックは窓口によって変わりますが、月額基本料・事務手数料・工事費はソフトバンク本体が決める条件なので、どこから申し込んでも同じです。まずここだけで積み上げます。
| 契約タイプ | 月額基本料 | 24ヶ月の総額 |
|---|---|---|
| 戸建(ファミリー)1ギガ | 5,720円 | 137,280円 |
| マンション 1ギガ | 4,180円 | 100,320円 |
| 10ギガ(戸建・マンション共通) | 6,930円 | 166,320円 |
10ギガの月額基本料は6,380円ですが、ホームゲートウェイ(S)の550円/月が必須です。この550円を外して比較すると実態から離れるので、最初から足した6,930円で計算しています。代理店のページなどで10ギガの月額が「6,930円」と書かれていることがありますが、これは6,380円+550円の合算額であって、基本料が上がったわけではありません。
ここに契約事務手数料4,950円が加わります(後述の割引条件を満たすと3,850円)。
回線工事費は、条件を満たせば実質ゼロになります。派遣工事ありの47,520円は「新規お申し込みで回線工事費割引キャンペーン」により月額基本料から1,980円ずつ(24回)引かれ、派遣工事なしの5,280円は1,320円×4ヶ月で引かれます。公式では、工事費の割引は「課金開始月を1ヵ月として7ヵ月目より開始」と書かれており、「工事費相当額が実質0円」になるのは、課金開始月を1ヵ月目として31ヵ月目までご利用の場合です。24ヵ月以内に割引が入るのは、7〜24ヵ月目の18回分(派遣工事ありで35,640円)だけです(当サイトの計算)。そのため、24ヶ月の総額では工事費の割引が全額は入らず、派遣工事ありの場合は11,880円ぶんが24ヶ月時点で残る計算です(当サイトの計算。31ヶ月目まで使うと実質0円)。転用・事業者変更の1ギガは、工事不要で回線工事費は0円です。なお、これは1ギガの話です。「SoftBank 光・10ギガ」は、転用の申込みを受け付けておらず、フレッツ光や他社光コラボを利用中の方でも新規契約となり、立ち会い工事が必要です(公式)。また、「フレッツ 光ネクスト」以外のフレッツ光からは、工事費がかかります。
プラン別の月額早見(公式の料金ページ、税込)
ソフトバンク光は、契約の縛りの違いで月額が変わります。2026年10月24日に確認した、ソフトバンク公式の料金ページの基本料金です。2年自動更新と自動更新なしの差は、どの回線タイプも毎月1,210円です。
| 回線タイプ | 2年自動更新 | 5年自動更新(TVセット) | 自動更新なし |
|---|---|---|---|
| 戸建て(ファミリー)1ギガ | 5,720円 | 5,170円 | 6,930円 |
| マンション1ギガ | 4,180円 | 公式の料金表に設定なし | 5,390円 |
| 戸建て(ファミリー)10ギガ | 6,380円 | 5,830円 | 7,590円 |
| マンション10ギガ | 6,380円 | 公式の料金表に設定なし | 7,590円 |
- 5年自動更新(TVセット)は、ソフトバンク光テレビ(テレビ伝送サービス利用料495円/月とテレビ視聴サービス利用料495円/月、合わせて990円/月)の申込が条件です。月額は550円安く見えても、テレビが要らない人には割に合いません
- 10ギガは、ホームゲートウェイ(S)の550円/月が別に必要です(上の表の6,930円は6,380円+550円)
- ソフトバンク自身の申込サイトで申し込めるのは2年自動更新プランだけで、自動更新なしプランなどは電話での相談になります(公式)
- 2026年12月1日から、10ギガを除く既存プランの月額が一律330円上がります(別の節で整理しています)
動画配信のNetflixと組み合わせた「SoftBank 光 Netflixパック」の料金(2年自動更新、光の基本料金とNetflix月額からパック割引を引いた額)は次のとおりです。
| 回線タイプ(2年自動更新) | プレミアム | スタンダード | 広告つきスタンダード |
|---|---|---|---|
| 戸建て1ギガ | 7,680円 | 7,200円 | 6,530円 |
| マンション1ギガ | 6,140円 | 5,660円 | 4,990円 |
| 10ギガ(戸建て・マンション共通、ホームゲートウェイ(S)550円別) | 8,340円 | 7,860円 | 7,190円 |
Netflixを使わない人は、上の基本料金の表を見れば足ります。Netflixを使う人は、すでに払っている月額との差(1ギガ戸建ての広告つきスタンダードなら、5,720円との差で810円)を比べてください。
工事費が「実質無料」にならない2つの条件
工事費割引には適用条件があり、ソフトバンク側の告知には次のように明記されています。
- 申込日時点で、設置先住所・同名字でソフトバンクの光回線サービスの契約がないこと
- 申込月を含む過去3ヶ月以内に、同住所・同名字でソフトバンクのサービスを解約していないこと
見落とされがちなのが「同名字」という条件です。同居のご家族が同じ住所ですでにソフトバンクの光回線を契約している、あるいは直前に解約したばかり、というケースでは工事費割引が使えない可能性があります。その場合、戸建の24ヶ月総額に工事費47,520円がまるごと乗ります。
もう1点。この割引は「工事費が請求されない」のではなく「月額基本料から割り引く」方式で、割引は7ヵ月目から始まります。解約時に工事費の残金がある場合は、請求されます(請求額の上限は、(契約期間−利用期間)÷契約期間×工事費。公式)。
キャッシュバックを入れると実質月額はこうなる
ソフトバンク光は、ソフトバンク自身から直接申し込むほかに、複数の申込窓口(取次代理店)を経由して申し込むことができます。この窓口経由でのみ、現金キャッシュバックが受けられます。
金額は窓口ごとにまったく異なります。1ギガの新規で確実に受け取れる額を並べると、低いところで5,000円、高いところで42,000円と、同じ商品・同じ月額なのに8倍以上の開きがあります。10ギガはさらに上乗せされ、45,000円〜50,000円という窓口もあります。転用・事業者変更の場合は新規より低く設定される窓口もありますが、金額をページ上に明示していない窓口が多く、当サイトでは確かな額を確認できませんでした。転用・事業者変更で申し込む方は、その窓口のキャッシュバックが対象になるか・いくらになるかを申込前に必ずご確認ください。
この記事では、末尾で案内している窓口の1ギガ新規35,000円を例に計算します。
| 項目(戸建1ギガ・派遣工事あり) | 月額とキャッシュバックだけ | +工事費の残りと事務手数料 |
|---|---|---|
| 月額基本料 5,720円 × 24ヶ月 | 137,280円 | 137,280円 |
| 24ヶ月時点で残る工事費 | 入れない | +11,880円 |
| 契約事務手数料 | 入れない | +4,950円 |
| キャッシュバック | −35,000円 | −35,000円 |
| 24ヶ月の合計 | 102,280円 | 119,110円 |
| 実質月額(24ヶ月換算) | 4,262円 | 約4,963円 |
月額5,720円が、キャッシュバックだけを引くと実質4,262円、24ヶ月時点で残る工事費と事務手数料まで足すと約4,963円になります。この窓口は「契約事務手数料1,100円割引」とだけ案内していて割引前の金額を書いていないため、右の列の事務手数料はソフトバンク公式の料金ページ(2026年10月24日確認)に載る4,950円で計算しました。窓口の割引が受けられる場合は、その分だけ下がります。
計算の形は窓口が変わっても同じで、キャッシュバック額がそのまま24ヶ月の総額から引かれるだけです。ご自身が見ている窓口の金額に置き換えてください。
他の光回線と同じ式で並べると
ソフトバンク光が高いのか、他の光回線と比べてどうなのかは、同じ式で並べないと分かりません。上と同じ形の式(月額の24カ月分+契約時の手数料−窓口などのキャッシュバック)÷24で、戸建て1ギガの他の光回線を並べます。月額・手数料・キャッシュバックは当サイトの価格データの値で、キャッシュバックは申込窓口によって金額が違います。スマホのセット割は入れていません。
| 光回線(戸建て1ギガ) | 月額 | 契約時の手数料 | キャッシュバックを入れない場合 | 窓口などのキャッシュバック | キャッシュバックを引いた場合 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク光(2年自動更新、アウンカンパニー) | 5,720円 | 4,950円 | 約5,926円 | 35,000円 | 約4,468円 |
| ドコモ光(1ギガ・タイプA・2年定期、GMOとくとくBB) | 5,720円 | 4,950円 | 約5,926円 | 10,000円 | 約5,510円 |
| GMOとくとくBB光 miniプラン(縛りなし、ルーターレンタル330円込み、GMOとくとくBB) | 4,730円 | 3,300円 | 約4,868円 | 5,000円 | 約4,659円 |
| BIGLOBE光(1ギガ・2年プラン、アウンカンパニー) | 5,698円 | 1,100円 | 約5,744円 | 25,000円 | 約4,702円 |
読み方は3つあります。
- キャッシュバックを入れない月額と手数料だけの比べ方では、ソフトバンク光(約5,926円)はドコモ光と同額で、GMOとくとくBB光 miniプラン(約4,868円)やBIGLOBE光(約5,744円)より高く出ます
- 窓口のキャッシュバック35,000円を引くと約4,468円になり、この表の4つのなかでは最も低く出ます。ただしソフトバンク光は、工事費の割引が31カ月目まで使って実質0円になる条件のため、24カ月で区切ると工事費の残り11,880円(月495円)が加わり、約4,963円になります。この495円を入れると、GMOとくとくBB光 miniプラン(約4,659円)やBIGLOBE光(約4,702円)より高くなります
- 他の3社は、工事費が24カ月以内に実質0円になる前提で入れていません。窓口によって条件が違うため、申し込む窓口の工事費の割引期間を確認してください
スマホがソフトバンクやワイモバイルの家庭は、この表に入れていないおうち割 光セットが加わり、ソフトバンク光の側が下がります(次の節以降で整理しています)。スマホがソフトバンク・ワイモバイルではない家庭は、このセット割が付かないため、表のままの並びになります。
ここが本題|キャッシュバックと超おうち応援割は「足し算」ではない
2026年6月1日に始まった「SoftBank 光 超おうち応援割」は、他社からの乗り換えまたは引越しに伴う新規加入が対象の割引です。公式の対象者は、申込時点で他社のインターネット回線・ホームルーター・モバイルWi-Fiルーターを利用中の方、または申込日の2ヵ月前の1日から申込月の2ヵ月後の末日までに引越しする方です。ソフトバンクやワイモバイルのスマホ利用は条件ではありません(おうち割が適用されると割引額が倍になります)。自動更新なしプランは対象外です。
割引額は「おうち割 光セット」を適用しているかどうかで倍違います。
| 契約 | おうち割 光セット適用 | 未適用 |
|---|---|---|
| 戸建 1ギガ | 880円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額16,720円) | 440円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額8,360円) |
| マンション 1ギガ | 550円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額10,450円) | 275円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額5,225円) |
| 10ギガ | 1,760円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額33,440円) | 880円/月 × 7〜25ヵ月目(19回、総額16,720円) |
※公式ページの対象期間は「課金開始月を1ヵ月目として25ヵ月目まで」、注記は「7ヵ月目以降の割引を提供します」で、割引を受けられるのは7〜25ヵ月目の19回分と読めます。公式の割引総額の表示(戸建で22,000円など)は25回分の計算に見え、公式内でも数え方が揃っていません。当サイトは公式の対象期間の文言どおり7〜25ヵ月目で数え、総額は当サイトの計算です。
一見すると「乗り換えなら応援割もキャッシュバックも両方もらえて最強」に見えます。ところがそうはなりません。
複数の申込窓口には「超おうち応援割を適用した場合、キャッシュバックを15,000円減額する」という条件があります。
つまり超おうち応援割とキャッシュバックは単純に足せず、どちらかを選ぶ場面が出てきます。判断は、24ヶ月ぶんの割引額と15,000円を並べるだけで終わります。
| あなたの条件 | 応援割で得する額(24ヶ月) | キャッシュバック減額 | 選ぶべきは |
|---|---|---|---|
| 戸建1ギガ・おうち割 光セット適用 | 15,840円 | 15,000円 | 超おうち応援割 |
| 戸建1ギガ・おうち割 光セット未適用 | 7,920円 | 15,000円 | キャッシュバック満額 |
| マンション1ギガ・おうち割 光セット適用 | 9,900円 | 15,000円 | キャッシュバック満額 |
| マンション1ギガ・おうち割 光セット未適用 | 4,950円 | 15,000円 | キャッシュバック満額 |
| 10ギガ・おうち割 光セット適用 | 31,680円 | 15,000円 | 超おうち応援割 |
| 10ギガ・おうち割 光セット未適用 | 15,840円 | 15,000円 | 超おうち応援割 |
まとめると、10ギガの人と、戸建でスマホがソフトバンク/ワイモバイルの人は超おうち応援割を優先。マンションの人と、戸建でもスマホが他社の人はキャッシュバック満額を優先、というのが24ヶ月ベースの結論です。
戸建1ギガ・おうち割適用のケースと10ギガ・おうち割未適用のケース(どちらも15,840円 対 15,000円)は差が840円と小さく、窓口の減額条件や応援割の数え方(上の注記)次第で結果が変わります。この条件に当てはまる方は、最終的にご自身の申込窓口の条件で判断してください。
減額条件が無い窓口で申し込む場合は、応援割とキャッシュバックを両方受け取れます。その場合は上の表の「選ぶべきは」を、「応援割の24ヶ月ぶん(左から2列目の額)がキャッシュバックに上乗せされる」と読み替えてください。
なお、この15,000円減額の条件がすべての窓口にあるわけではありません。減額条件そのものを掲げていない窓口もあります。申し込む前に「超おうち応援割との併用時に減額があるか」を必ず確認してください。 これは金額の大小より先に見るべきポイントです。
💡 このセクションのポイント
– 「乗り換えなら全部もらえる」は成立しない
– 判断材料は「応援割の24ヶ月ぶん」対「15,000円」のたった2つ
– 10ギガと戸建×ソフトバンク系スマホは応援割、それ以外はキャッシュバック
おうち割 光セットは「光回線を安くする割引」ではない
上の表で「おうち割 光セット適用かどうか」が効いていたので、ここも整理しておきます。
おうち割 光セットを適用するには、ソフトバンク光側で指定オプション(550円/月〜)への加入が必要です。この550円は当然、実質月額に乗ってきます。そして応援割の上乗せ分と比べると、こうなります。
| 契約 | 応援割の上乗せ分 | 必要な指定オプション | 光回線だけで見た差引 |
|---|---|---|---|
| 戸建 1ギガ | 440円/月 | 550円/月 | 月110円のマイナス |
| マンション 1ギガ | 275円/月 | 550円/月 | 月275円のマイナス |
| 10ギガ | 880円/月 | 550円/月 | 月330円のプラス |
❌ よくある誤解: おうち割 光セットを付ければ、光回線の料金も安くなる
⭕ 正しい理解: 1ギガでは、光回線”だけ”を見るとおうち割 光セットは損になる
それでもおうち割 光セットを付ける価値があるのは、スマホ側が安くなるからです。ソフトバンクのスマホなら毎月1,100円、ワイモバイルの「おうち割 光セット(A)」なら毎月1,650円、しかも永年割引です。ソフトバンクのスマホをお使いなら、戸建1ギガで光側の110円マイナスを差し引いても家計全体で月990円のプラス、マンション1ギガなら月825円のプラスになります。
判断基準はシンプルです。スマホがソフトバンク/ワイモバイルなら付ける。そうでないなら付けない。「光回線の実質月額を下げるため」に付けるものではありません。
10ギガだけは事情が違い、応援割の上乗せが880円/月と大きいため、指定オプション分を吸収してなお月330円のプラスです。他社スマホでも付ける価値があります。
なお、10ギガで必須のホームゲートウェイ(S)は、おうち割 光セットの指定オプションには含まれません。公式の10ギガの指定オプションは「Wi-Fiマルチパック」「BBフォン/ホワイト光電話/光電話(N)+BBフォン」などで、HGW(S)が載るのは光+2.5ギガだけです。上の表の別途550円の前提は、公式と整合します。
キャッシュバックを取りこぼす5つのパターン
キャッシュバックは、条件を満たしただけでは1円も入りません。実際に受け取れなかった人が踏むのは、だいたい次のどれかです。
① 開通が期限に間に合わなかった
多くの窓口で「申し込み月を含む6ヶ月後の月末日まで」に開通していることが条件です。派遣工事の日程が立て込む時期に申し込むと、この期限は思ったほど余裕がありません。
② 申請フォームのSMSを見逃した
申請は「申し込み後に自動で届くSMSのフォームから振込先口座を入力する」方式が主流です。SMSは広告と区別しにくく、受け取り拒否設定をしていると届きません。申込直後にSMSの受信設定を確認してください。
③ 受取前に解約した/継続期間を待てなかった
「課金開始月を含め8ヶ月以上の継続利用」が条件になっている窓口が多く、それ以前に解約すると権利ごと消えます。受取までの期間は窓口差が非常に大きく、開通確認後すぐ振り込む窓口もあれば、開通から12ヶ月後にようやく申請フォームが届く窓口もあります。金額だけで選ぶと、この差を見落とします。
④ 超おうち応援割を適用して減額されていることに気づいていない
乗り換えなら応援割は自動的に案内されますが、その裏でキャッシュバックが15,000円減っていることは、受け取るまで実感できません。前章のとおり、条件によっては応援割を使わないほうが得です。
⑤ 「あんしん交換保証」に手数料割引目的で加入してしまった
契約事務手数料4,950円は、「あんしん交換保証(330円/月)への申し込み」または「ソフトバンク指定の窓口での手続き」で1,100円割引され3,850円になります。ただしあんしん交換保証は有料オプションです。月額割引キャンペーンで最初の12ヶ月は220円に下がりますが、それでも12ヶ月で2,640円かかり、1,100円の割引を大きく上回ります。保証そのものが必要ならよい選択ですが、事務手数料を下げるためだけに加入すると差引で損になります。 手数料割引が目的なら、指定窓口での手続きという経路のほうを使ってください。
「最大100,000円」はソフトバンク光の月額を下げない
「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」は、他社を解約するときの契約解除料・撤去費用・接続機器の残債を還元するキャンペーンで、合計最大100,000円が上限です(モバイルWi-Fiルーター端末の残債分は42,000円が上限)。
ただしこれは他社側で発生する費用の穴埋めであり、ソフトバンク光の月額を下げるものではありません。還元方法も現金振込ではなく普通為替の郵送で、特典適用確定日の翌月下旬ごろから順次発送されます(公式の細則には「翌月6日頃」との記載も併記されています)。そもそも他社の違約金が発生しないタイミング(更新月)で乗り換える人にとっては、金額としてはゼロです。実質月額の計算に入れてはいけない項目、と考えてください。
同様に、ソフトバンク自身の申し込みページには「5,000円キャッシュバック」の表示がありますが、適用条件・受取方法・受取時期・実施期間のいずれも公表されておらず、窓口経由の申し込みで併用できるかも不明です。したがってこの記事では計算に含めていません。
2026年12月の値上げ|今の契約タイプで24ヶ月が変わる
ソフトバンクは、2026年12月以降、既存プランの月額基本料を一律330円(税込)値上げすると告知しています。同時にサービス名称も「SoftBank 光」から「SoftBank 光+」へ変更されます。
| プラン | 現在 | 2026年12月以降 |
|---|---|---|
| ファミリー(戸建)2年自動更新 | 5,720円 | 6,050円 |
| ファミリー 5年自動更新(TVセット) | 5,170円 | 5,500円 |
| ファミリー 自動更新なし | 6,930円 | 7,260円 |
| マンション 2年自動更新 | 4,180円 | 4,510円 |
| マンション 自動更新なし | 5,390円 | 5,720円 |
ここで効いてくるのが適用時期です。値上げの適用は「2026年12月以降、順次」ですが、自動更新プランの契約者への適用は契約期間満了月の翌月利用分からとされています。
つまり、2026年11月末までに2年自動更新プランで契約すれば、24ヶ月間は5,720円(戸建)のままです。330円 × 24ヶ月 = 7,920円の差になります。なお、公式では、2026年11月末時点で自動更新ありプランを契約中の場合に、12月以降に到来する契約期間満了月の翌月ご利用分から改定後料金を適用するとされています。12月以降に新規契約する場合は、この据え置きは当てはまりません。逆に自動更新なしプランを選ぶと、この据え置きは働きません。
そして重要な例外があります。SoftBank 光・10ギガはこの料金改定の対象外とソフトバンクが明記しています。10ギガの6,380円は12月以降も据え置かれる見込みです。前章のとおり10ギガはおうち割 光セットの恩恵が最も大きい契約でもあり、値上げ対象外という点を加えると、10ギガの相対的な位置づけは上がります。
SoftBank 光+とPayPayカード割を「今の契約」と混同しない
2026年6月1日から「SoftBank 光+」という新しいブランドが提供されています。1ギガ/2.5ギガ/10ギガの3速度があり、戸建2年自動更新で1ギガ・2.5ギガが6,050円、10ギガが6,930円です(自動更新なしプランは2.5ギガ・1ギガが7,260円、10ギガが8,140円)。
このSoftBank 光+には「PayPayカード割(B)」があり、利用料金をPayPayカードで支払うと月額330円、PayPayカード ゴールドなら月額550円が割引されます。10ギガなら6,930円→6,380円、2.5ギガなら6,050円→5,500円という計算です。
ただしPayPayカード割の対象は「SoftBank 光+」のプランであり、既存の「SoftBank 光」は対象外です。SoftBank 光+のページに載っている「6,380円」「5,500円」はPayPayカード割適用後の金額なので、これを基本料と読み違えないよう注意してください。またPayPayカード ゴールドには年会費11,000円がかかるため、550円の割引だけを理由にゴールドを選ぶと元が取れません。
契約を切るときの負担|解除料と更新月
実質月額を24ヶ月で計算する前提には、「24ヶ月使い切る」という条件が含まれています。途中で解約すると計算は崩れます。
ソフトバンクの規定では、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外で解約した場合、契約プラン・回線タイプに応じた割引前の月額利用料金相当額の解除料がかかります。戸建1ギガなら5,720円、マンション1ギガなら4,180円が目安です。
加えて、前述のとおり工事費割引を受け切れず、キャッシュバックの継続利用条件も満たせない可能性があります。この3つが重なると、短期解約時の実質負担は表面の解除料よりはるかに大きくなります。
解約金や更新月の数え方については、ソフトバンク光の解約金はいくら?0円になる3ヵ月と工事費・キャッシュバックの落とし穴で詳しく整理しています。
また、そもそも自宅が提供エリアに入っているかは申し込み前の最初の関門です。1ギガと10ギガでエリアの判定方法が違う点を含め、ソフトバンク光のエリア確認はフレッツ光ネクストで調べる|10ギガは別枠にまとめています。
申込窓口を比べるときの5つのチェックポイント
キャッシュバックの金額だけを横に並べても、実質月額の比較にはなりません。次の5点をそろえて初めて比較になります。
- その金額が何ギガの、何の契約に対する額か — 見出しの「最大◯◯円」は10ギガ新規の額であることが多く、1ギガはそれより1万円以上低いのが普通です。ある窓口は見出しに45,000円と掲げていますが、1ギガの実額は35,000円です
- 有料オプション加入が条件かどうか — 見出しで50,000円を掲げながら、指定Wi-Fiと複数の有料オプションに加入して初めてその額になり、オプションなしで確実に受け取れるのは5,000円、という窓口も実在します
- 超おうち応援割との併用で減額されるか — 前章のとおり15,000円の差です
- 受取までの期間 — 開通確認後すぐ振り込む窓口から、開通の12ヶ月後に申請フォームが届く窓口まであります
- 継続利用の縛り — 「課金開始月を含め8ヶ月以上の継続利用」が条件になっているのが一般的です
見出しの「最大◯◯円」を額面どおり受け取らず、オプション加入なしで、あなたの契約タイプで、確実に受け取れる額はいくらかという一点に絞って各窓口を読み直してください。それだけで比較の精度は大きく変わります。
よくある質問
Q. ソフトバンク光の実質月額はどう計算しますか?
A. (月額基本料の合計+初期費用−割引・還元の合計)÷契約月数(24ヶ月)で計算します。割引期間がバラバラなため、月あたりではなく24ヶ月の総額で比較するのが確実です。
Q. 工事費は本当に無料になりますか?
A. 条件を満たせば月額基本料から割り引かれ、31ヶ月目まで使うと実質0円になりますが(割引は7ヵ月目から)、「設置先住所・同名字で契約がないこと」等の条件があり、満たさないと工事費がそのまま請求されます。また、解約時に工事費の残金があれば請求されます。
Q. キャッシュバックはどこから申し込んでも同じですか?
A. いいえ。月額基本料・事務手数料・工事費はソフトバンク本体が決める条件でどこから申し込んでも同じですが、現金キャッシュバックは申込窓口(取次代理店)ごとに金額が大きく異なります。
Q. ソフトバンク光の「3,800円」とは何の金額ですか?
A. ソフトバンク公式の料金ページは税込表示で、マンション1ギガの2年自動更新プランは4,180円です。この4,180円から消費税10%を除くと3,800円で、広告の「3,800円」はマンション1ギガの税抜の基本料金と同じ額です。戸建てのファミリー1ギガは税込5,720円(税抜に直すと5,200円)です。契約事務手数料4,950円、工事費の残り、オプションは3,800円に入っていません。
結論|あなたが取るべき順番
STEP 1|住居タイプと速度を決める
戸建1ギガは月5,720円(24ヶ月で137,280円)、マンション1ギガは月4,180円(同100,320円)、10ギガはホームゲートウェイ込みで月6,930円(同166,320円)。10ギガは2026年12月の値上げ対象外です。
STEP 2|スマホのキャリアでおうち割 光セットの要否を決める
ソフトバンク/ワイモバイルなら付ける(スマホが毎月1,100円または1,650円、永年割引)。他社なら1ギガでは付けない。ただし10ギガは他社スマホでも付ける価値があります。
STEP 3|超おうち応援割の対象かを確認する
他社からの乗り換え、または引越しでの新規加入が条件で、ソフトバンク/ワイモバイルのスマホ利用は条件ではありません(おうち割 光セットを適用すると割引額が倍になります)。自動更新なしプランは対象外です。
STEP 4|「応援割」と「キャッシュバック満額」のどちらを取るか決める
応援割の24ヶ月ぶんと15,000円を比べる。10ギガと、戸建でおうち割 光セット適用の人は応援割優先。それ以外はキャッシュバック満額優先。
STEP 5|申込窓口を、見出し金額ではなく5つの条件で比べる
何ギガの額か/オプション条件/応援割併用時の減額/受取までの期間/継続利用の縛り。
末尾でご案内している窓口(株式会社アウンカンパニー、ソフトバンク光の正規販売代理店)の条件を、前の章の5項目に当てはめるとこうなります(2026年10月24日に窓口の案内ページで確認)。①金額: 1ギガ新規35,000円、10ギガ45,000円、転用・事業者変更は最大20,000円で、SoftBank 光+の1ギガは対象外。②オプション: 加入は条件ではなく、ネットのみでも対象。③超おうち応援割との併用: 適用するとキャッシュバックは15,000円減額。④受取時期: 開通確認後に順次振込(最短即日、工事完了から振込まで1週間〜14日前後かかる場合あり)。⑤継続条件: 課金開始月を含め8カ月以上の継続利用が条件で、期間内に解約すると全額請求される場合あり。
ここまでの計算を踏まえて申し込む場合は、オプション加入を条件としない窓口を選ぶのが基本です。
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最後にもう一度だけ。ソフトバンク光は「割引をすべて使えば最安になる」商品ではありません。あなたの住居タイプとスマホのキャリアによって、使わないほうが得な割引が確かに存在します。 その分岐さえ押さえておけば、24ヶ月で1万円以上の差は自分で作れます。
本記事の料金・キャンペーン条件は2026年9月4日時点でソフトバンクが公表している情報を確認して作成し、2026年10月23日に超おうち応援割・2026年12月の料金改定・あんしん乗り換えキャンペーン・解除料の公式ページを再確認しています。2026年10月24日には、ソフトバンク公式の料金ページ(月額・契約事務手数料・開通工事費)と、末尾の窓口の案内ページ(キャッシュバックの額と条件)を再確認しました。同じ日に、3,800円の説明とプラン別の月額早見のもとにしたソフトバンク公式の料金ページ(税込表示)、他社との比較に使った他の光回線の月額・契約時の手数料・キャッシュバック(当サイトの価格データ)も確認しています。金額はすべて税込、総額は24ヶ月での自社計算です。キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があるため、申し込み前に最新の条件をご確認ください。
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