Wi-Fiルーターを使う場合、Ymobile(ワイモバイル)とスマモバでは比較してどちらがオススメなのでしょうか?
先に断っておくとYmobileとスマモバは両方ともスマートフォンなども提供している会社ですが、当サイトはWi-Fiルーターに関してのサイトなのでWi-Fiルーターの比較をさせていただきます。
またポケットWiFiとはワイモバイルの商標ですが、スマモバのWi-FiルーターのこともポケットWi-Fiとさせていただきます。
Ymobileとスマモバを比較してどちらでポケットWi-Fiを使うかは、つながりやすさや料金だけでなく知っておかないといけない違いがたくさんあります。
利用できる電波(速さ・エリア)の違い
契約プランと料金の違い
契約年数の違い
解約金の違い
利用できる端末の違い
などたくさんの違いがあって選ぶのが難しそうに思えますが決っしてそんなことはありません。
ポイントさえおさえてしっかりと比較をすればどちらでポケットWi-Fiを利用すればいいのかはっきりと分かるはずです。
最新端末で心おきなくインターネットや利用したり、スマートフォンの補助的な役割や毎日ではなくスポットでライトに利用したい人はワイモバイル
安定した電波を使いまくりたい人は→スマモバとなっています。
利用する目的や用途によって契約先はしっかりと吟味して欲しいのでコレ本当にしっかり読んでおいて欲しいことです。
Y!mobileとスマモバのWi-Fiルーターの違い全貌を明らかにしていきましょう!
Ymobileとスマモバの特徴の違いを比較
Ymobileの特徴
・自社ワイモバイル&ソフトバンクの電波を利用
・5GBプランと無制限プランがある
・3日で3GB制限あり(低速後は128Kbps)
・3年契約
・下り最大速度261bps!!
スマモバの特徴
・ドコモのLTEが使い放題
・月額3,980円
・3日で3GB制限がない
・2年契約
・下り最高速度は150Mbps
Ymobileとスマモバの違いを簡単に!
Ymobile | スマモバ | |
メリット | ・ワイモバイル&ソフトバンクの回線を利用
・5GBプランと無制限オプションプランを選べる ・最新端末で契約可能 |
・ドコモの回線が使い放題
・低速化制限がなし ・3980円の定額 ・2年契約 |
デメリット | 3年契約
・3日で3GB低速制限あり |
・通信速度は150Mbps
・無制限プランのみ |
ワイモバイルとスマモバでWi-Fiルーターを利用しようと思うと、このような違いがあります。
ワイモバイルはソフトバンクの子会社という位置付けなのですが、自社にも回線を保有していてその電波を利用することができます。
一方でスマモバはドコモから電波を借りているMVNOという位置付けなので、自社の電波ではありません。しかしドコモのLTEを使い放題で利用できる仕様になっています。
大きな違いは以上ですが、もっと細部まで見ていくとどんどん違いが明らかになっていきます。
利用する料金プランはそれぞれの会社によって違うので要チェックです。
Ymobileとスマモバの料金プランの比較
料金プランに関しては、スマモバは月額定額3,980円とわかりやすくなっていますが、ワイモバイルでは利用プランによって利用できる機種が違い料金プランや月間データ容量も異なるので確認が必要です。以下表にまとめてみました。
Y!mobile | スマモバ | ||
料金プラン | PocketWiFiプラン2 ライト |
PocketWiFiプラン2 | LTE使い放題プラン |
特徴 | 高速データ通信がリーズナブルに楽しめる | アドバンスモード利用で月間データ無制限 | 月間データ容量無制限 |
月額料金 | 2,480円 | 3,696円
アドバンスオプション+684円 合計4,380円 |
3,980円 |
月間データ容量 | 5GB | 7GB
(アドバンスモードで無制限) |
無制限 |
対応端末 | 506HW | 504HW
502HW |
FS020W |
YmobileのポケットWiFiは機種によってプランが違う
ワイモバイルのポケットWi-Fiの料金プランの特徴は少しわかりにくくなっています。
というのも、利用する機種によって用意されている料金プランが色々あるからです。
例えば上記の表で紹介している504HWや502HWという機種を利用するならPocketWiFiプラン2、506HWを使うならPocketWiFiプラン2といったように利用機種が変わればプラン名も変わる仕組みになっています。
ただ、基本的には大きく分けるとアドバンスオプションを利用する無制限プランと、ライトに使える5GBプランだと覚えておくとわかりやすいかもしれません。
それぞれのプランではアドバンスオプションに無料期間が設定されていたり、5GBが7GBに増量されていたりするのでキャンペーンは見逃せないところです。
その一方でスマモバは無制限プランしかないものの、3,980円の追加料金なしの定額プランとなっています。
Ymobileとスマモバのつながりやすさの比較
ワイモバイルとスマモバでは利用できる回線が違うので、つながるエリアやつながりやすさにも違いがあります。
ワイモバイルとスマモバが利用できる通信エリアの比較
Ymobille⇒自社ワイモバイルとソフトバンクのエリアで都市部はもちろん全国ワイドに対応
スマモバ⇒ドコモのLTEであるXi(クロッシィ)エリアにFOMAに対応
両社とも回線を利用する電波に大きな違いがあっても、それぞれ名の知れた携帯電話でおなじみの会社の回線を利用できます。
さすがに各社の携帯電話が圏外の場所では通信はできませんが、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルといった会社のスマートフォンが利用できるエリアでは、それぞれのポケットWi-Fiも利用できることになっています。
通信速度やつながりやすさの比較
通信速度での比較は、Y!mobileの場合は利用するプランで機種が違うので通信速度にも違いがあります。
Ymobile(506HW)の場合⇒112.5Mbps(5GBプラン)
Ymobile(504HW)の場合⇒261Mbps(無制限プラン)
スマモバの場合⇒下り最大150Mbps
エリアや速度だけでは実際のどう違うのかがわかりにくいと思うので、2つの電波の特徴を簡単に説明します。
Ymobileとスマモバの電波の特徴の違い
Ymobileとスマモバの電波には大きな違いがあるのですが、その違いにはそれぞれの特徴があります。
Ymobile⇒最新の通信技術を採用して全国でつながる!
YmobileのポケットWi-Fiを使う最大のメリットは最新の技術組み合わせた通信技術を搭載しているので、全国でつながってしかも速い!という特徴があります。
最新端末の504HWの場合
・キャリアアグリゲーション
・4×4MIMO(フォーバイフォマイモ)を組み合わせて261Mbpsという驚異の通信速度を実現しています。
もともとは、ワイモバイルの機種はキャリアアグリゲーションという2つの周波数を束ねて通信を行う方式でしたが、
今回の504HWという端末から
4×4MIMOという電波を送る基地局と端末の両方に各4本アンテナを搭載し、漏らすことなく電波を送ることに成功しました。
つまりYmobileで504HWを利用すれば日本で最新の通信技術を使用できるということです!
スマモバ⇒エリアが広く・通信の安定感がある
docomoのLTEがつながりやすい理由には、クワッドバンドと呼ばれる4つの周波数帯を組み合わせた通信技術を利用していることがあります。
少し詳しく説明するとdocomoのLTEには
・Band1(2GHz帯or2.1GHz帯)
・Band3(1.7GHz帯or1.8GHz帯)
・Band19(800MHz帯)
・Band21(1.5GHz帯)
・Band28(700MHz帯)があるのですが
スマモバで利用する端末のFS020Wはこのクアッドバンド対応の端末になっています。
←クアッドバンド対応機種のFS020W
2GHzとその800MHzは「広さ」である電波の通る範囲、1.5GHztと1.7GHzは速さが特徴です
つまりdocomoのLTEというのは4つの周波数帯を日本全国に張り巡らせることでより繋がりやすくなるというのが大きな特徴となっています。
これを使えるのスマモバということになるので、エリアが広くて通信に安定感があるということなのです。
結局どっちがいいの?
電波に関しての結論を言うと、使うところでつながりやすさは違えどどっちもつながるということです。
それぞれに特徴はあるものの、さすがドコモとソフトバンクでは通信回線の部分では大きな差はありません。
それ以上に比較をして気をつけておいて欲しいポイントがまだあります。
ワイモバイルとスマモバを比較して速度制限に違いは?
ポケットWi-Fi利用する際に重要チェック項目はそれぞれの速度制限です。
速度制限は利用プランの月間データ容量制限をオーバーしてしまったり、短期間での利用データ容量が多いと通信制限に引っかかってしまいます。
その基準も各社違うのでチェックが必要です。
Y!mobile | スマモバ | ||
プラン | PocketWiFiプラン2 ライト |
PocketWiFi プラン2 |
LTE使い放題プラン |
月間データ容量での速度規制 | 5GB | オプション利用時はなし | なし |
3日3GB制限 | あり | あり | なし |
規制後の通信速度 | 128kbps | 128kbps | ー |
Ymobileの規制後は速度が128kbpsまで低下
ワイモバイルのデメリットがこの通信速度制限です。
プランによって月間5GBでの通信速度制限がかかるのと、オプションであるアドバンスモードでの通信設定をしていない場合での通信の場合、7GBを超えると速度制限がかかってしまいます。
そして前日までの3日間の利用通信量3GB以上を超えてしまうと当日6時から翌月6時までの3日で3GB制限にもなってしまいます。
速度規制後の通信速度は128kbpsと、ネット通信もままならない動画なんて観れたものではない速度まで低下してしまいます。
スマモバは速度制限はなし!
一方スマモバの最大のメリットはこの速度制限がないということです。
一定量以上の連続で大量の通信を利用の場合には、帯域制限(速度制限)が実施されますがLTE使い放題プランの契約の場合は、月間の利用データ通信量の制限はありません。
しかもYmobileを始めとする他社にはある3日間での3GBの制限がありません。
ここ最近スマモバの評判がいいのはこの部分での改善が大きいようです。
以前は大量に一気に通信を行うとつながりやすさがあったのは事実だったようですが、現在は通信環境を整備して、軒並み評価を上げてきています。
このような改善の結果、過去の評価が見直されたことがスマモバが最近人気を伸ばして急成長している要因のようです
スマモバとYahoo!Wi-Fiには契約期間と契約解除料金に差がある
冒頭でも述べましたが、スマモバとヤフーWi-Fiの大きな違いは契約期間の設定にもあります。
契約期間
Ymobile | スマモバ | |
契約期間 | 3年 | 2年 |
となっていてワイモバイルはスマモバよりも1年間長い契約期間での契約ということになります。
契約期間が違うということはそこに付随する契約解除料金の金額もそれぞれ違うということになるのでここも契約前にはチェックが必要です。
契約解除料金
Ymobileの契約解除料金
Ymobileの契約解除料金は契約するプランと契約種別によって変わります。
契約更新月では契約解除料金はかかりませんが、それ以外の期間に解約するとなると、以下のような解約金がかかります。
料金プラン | 契約種別 | 契約解除料金 |
PocketWiFiプラン2 | さんねん | 9,500円 |
バリューセット
バリューセットライト |
こちらで確認 | |
ベーシック | 0円 | |
PocketWiFiプラン2 ライト |
さんねん | 9,500円 |
バリューセット
バリューセットライト |
こちらで確認 | |
ベーシック | 0円 |
ワイモバイルのバリューセット(ライト)とは例えばスマートフォンやタブレットと同時にポケットWiFiを購入した場合、3年間の継続利用を約束に長期契約割引が適用されるセット割引のことです。
3年の約束があるため長期の割引が受けられるのと引き換えに、途中解約には多額の契約解除料金がかかってしまいます。
スマホやタブレットと一緒にポケットWiFiを購入する場合はバリューセットでの契約は気をつけなければいけません。
ポケットWiFiを単体で購入する場合は、さんねんでの契約になるので更新月では0円、それ以外での月の解約は9,500円の契約解除料金がかかります。
スマモバの契約解除料金
スマモバ契約解除料金 | |
24ヶ月まで | 9800円 |
25ヶ月まで | 0円 |
スマモバの場合はわかりやすくて単純です。
契約期間内の2年以内で解約するなら解約金として9800円支払ってくださいということです。
それ以降の解約では更新月などの設定はなく契約解除料金は必要ありません。
Y!mobile | スマモバ | ||
特徴 | 高速データ通信がリーズナブルに楽しめる | アドバンスモード利用で月間データ無制限 | docomoの回線が 無制限で使い放題 |
プラン | PocketWiFiプラン2 ライト 公式サイト |
PocketWiFiプラン2 | LTE使い放題プラン
|
月額料金 | 2,480円 | 3,696円
アドバンスオプション+684円 |
3,980円 |
利用エリア | ワイモバイルとソフトバンクのエリア | ドコモのLTE | |
速度 | 下り最大112.5Mbps | 下り最大261Mbps | 下り最大150mbps |
月間データ容量 | 5GB | アドバンスモード利用で月間データ無制限 | 無制限 |
3日3GB 制限 |
あり | あり | なし |
制限後の 通信速度 |
128kbps | 128kbps | ー |
契約年数 | 3年 | 3年 | 2年 |
解約金 | 契約の種別による
さんねんの契約で更新月0円 それ以外9,500円 |
24か月以内9,800円それ以降0円 |
ドコモの無制限で選ぶならスマモバ!
Wi-Fiルーターを固定回線のように使いまくりたい!という場合であればスマモバで間違いありません!
回線の安定に適したドコモのLTEを無制限で利用できるのはスマモバだけです。
ドコモのポケットWi-Fiを利用と思うと6500円以上の金額がかかりますが、スマモバなら月額3,980円で使うことができます。
高速通信ととエリアの広さを重視するならYmobile!
選べる端末が多くてプランを多様に選択できるのはワイモバイルです。
エリアはソフトバンクで全国に広がりスマモバと遜色もなく高速通信が売りです。
アドバンスオプションで月間無制限・3年契約という条件はありますが最新技術を最新端末で堪能できるのは大きなメリットです。
ポケットWiFiを使ってがっつり高速通信をし続けたい人であればYmobileでのお申込みがオススメです!