WiMAXのプロバイダを月額表示だけで比べると、見込みが外れやすくなります。端末代・事務手数料・割引の適用期間がプロバイダごとに違い、その差が総支払額を大きく動かすからです。
この記事では、DTI WiMAX 2+(ギガ放題プラスSプラン)について、実施中の特典・キャンペーンを全部並べたうえで、実質的にいくら払う契約なのかを整理します。DTIの案内ページに記載のある数字を使い、割り算や足し算で出した値は式を添えます。他社の数字は当サイトの価格データ(2026年10月に各社の公式で確認した値)によります。
こんな方に向けています。
- DTI WiMAX 2+のキャンペーンが結局どれくらい得なのか判断できない
- 「キャッシュバックなし」の表記を見て、損なのか得なのか迷っている
- 違約金なしと聞いたので、短期間だけ使ってやめるつもりでいる
結論:3行でまとめると
- 料金に反映される特典は37カ月間の月額割引1本だけ。 割引総額は35,640円で、キャッシュバックはありません(会員向けの優待サービスは別にあります)。
- その35,640円は、端末代33,220円と契約事務手数料3,300円でほぼ相殺されます。 37カ月使った場合の実質月額は約4,754円で、割引前の基本料金である4,730円とほぼ同じ水準に着地します。短く使うほど高く、24カ月なら約5,184円、12カ月なら約6,453円です。
- 違約金は0円ですが、短期解約ほど不利です。 端末代を最初に払い切る仕組みのため、早くやめるほど端末代の重みだけが残ります。
実質月額の早見表(端末代33,220円と契約事務手数料3,300円を含め、現行料金のまま使い続けた場合)
| 使った月数 | 12カ月 | 24カ月 | 37カ月 |
|---|---|---|---|
| 実質月額 | 6,453円 | 5,184円 | 4,754円 |
【2026年10月1日のお知らせ】DTIは基本料金の改定を発表しています。2027年3月31日までに申し込み・利用開始した場合も、2027年4月利用分から改定後の料金が適用されます。ギガ放題プラスSの基本料金は4,730円から5,280円になり、月額は、利用開始月〜13カ月目が3,410円→3,960円、14〜37カ月目が3,960円→4,510円、38カ月目以降が4,730円→5,280円です。割引額(月1,320円・月770円)と期間は変わりません(DTI公式のお知らせ、重要事項説明書)。この記事の金額は、現行(2027年3月利用分まで)のものです。
他社と比べて高いのかは、同じ式で36カ月使う場合、現行料金のDTI(実質月額4,776円)は表の9社のうち2番目に低く、いちばん低いのはBIGLOBE WiMAX +5G(4,708円、DTIより68円低い)です。ただしBIGLOBEの11,500円はクーポンコードの入力と受取手続きが要り、GMOとくとくBB WiMAXの全員対象のキャッシュバックの額や、2027年4月からのDTIの値上げで順位は動きます。表と計算の中身は「同じ式で他社のWiMAXと並べる」の章に、月数別の表は「月数別の実質月額」の章にあります。
料金に反映される特典・キャンペーンは「月額割引」の1本だけ
期待して探しても他に無い、という事実から先に共有します。ギガ放題プラスSプランで料金に反映される特典・キャンペーンは、37カ月間続く月額割引だけです。会員向けの優待サービスは、下の「会員優待のDTI Club Off」に分けて書きました。
| 特典名 | 割引額 | 適用期間 | 割引総額 |
|---|---|---|---|
| WiMAX +5G割 | 月1,320円 | 利用開始月〜13カ月目 | 17,160円 |
| 長期おトク割 | 月770円 | 14〜37カ月目 | 18,480円 |
| 合計 | — | 37カ月間 | 35,640円 |
適用条件は「ギガ放題プラスSプランを契約すること」のみで、申請手続きや別途エントリーは不要です。終了期限の記載はありませんが、重要事項説明書には、各割引は予告なく終了する場合があり、他の割引と併用できない場合があると書かれています。
そして重要なのが、キャッシュバックは無いという点です。これは「見つからなかった」ではなく、DTIの料金案内ページの料金表に「キャッシュバック なし」と明記されています。DTIのキャンペーン一覧側にも、WiMAX向けのキャッシュバックは掲載されていません。
注意:38,000円のキャッシュバックはWiMAXの特典ではありません
DTIのキャンペーン一覧を眺めていると、38,000円のキャッシュバックという大きな数字が目に入ります。これは「auひかり」という光回線の特典であり、WiMAX 2+とは別のサービスです。
「DTIは38,000円もらえる」という情報だけを頼りにWiMAXを申し込んでも、このキャッシュバックは受け取れません。DTI WiMAX 2+の特典は月額割引だけ、と切り分けて覚えてください。
会員優待のDTI Club Offは、料金の割引ではありません
DTI WiMAX 2+に申し込みDTI会員になると、会員限定の「DTI Club Off」を利用できます(DTI公式のWiMAX 2+紹介ページ、2026年10月25日に確認)。全国の宿泊施設やレジャー施設、スポーツクラブ、インテリアの購入、レストランや居酒屋の飲食などが、特別優待価格で使えるサービスです。
DTI Club Offの案内ページには、株式会社リロクラブとの提携によるサービスで、初めて使うときはリロクラブへの新規会員登録(無料)が必要と書かれています。使うたびにMyDTIの契約中サービス一覧からアクセスする形で、サービスは変更・中断・中止されることがあり、提携が終了した場合は提供も終了します。契約内容を変更すると対象外になる場合もあります。使う機会は人によって違うため、この記事の実質月額には金額として入れていません。
月額料金は3段階で変わります
| 期間 | 月額(税込) | 適用されている割引 |
|---|---|---|
| 割引前の基本料金 | 4,730円 | — |
| 利用開始月〜13カ月目 | 3,410円 | WiMAX +5G割(−1,320円) |
| 14〜37カ月目 | 3,960円 | 長期おトク割(−770円) |
| 38カ月目以降 | 4,730円 | 割引終了 |
利用開始月は日割り計算です。
まとまった期間で見ると、たとえば最初の12カ月分の月額は3,410円×12カ月=40,920円、14〜37カ月目の24カ月分は3,960円×24カ月=95,040円になります。
なお、現在新規で申し込めるのはこのギガ放題プラスSプランのみです。ギガ放題プラスプラン(2年/3年)、ギガ放題プラン(2年/3年)、モバイルプラン(2年/3年)はいずれも新規受付を終了しています。他サイトで見かける旧プランの料金は、これから申し込む方には関係ありません。
初期費用は「端末代」が主役
| 項目 | 金額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 契約事務手数料 | 3,300円 | ギガ放題プラスS/ギガ放題プラス/ギガ放題プランが3,300円 |
| 端末代金 | 33,220円 | 申込時に購入が必須 |
端末は現在2機種で、どちらを選んでも33,220円です。
- Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13
端末代金は基本料金とは別請求で、申込完了日が決済日になります。分割払いができるかどうかは、DTIの料金案内ページに記載が見当たりませんでした。一括33,220円が最初にかかる前提で資金を用意しておくのが安全です。
契約期間については、ギガ放題プラスSプランは「契約期間、契約解除料はございません」と明記されています。更新月を気にする必要はなく、いつやめても違約金は発生しません。
割引総額35,640円は、初期費用でほぼ全部消えます
「37カ月で35,640円割引」という数字だけを見ると、かなり大きな特典に見えます。ここは正直に並べます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 37カ月間の割引総額 | 35,640円 |
| 端末代金 | 33,220円 |
| 契約事務手数料 | 3,300円 |
37カ月かけて受け取る割引の総額と、契約時に払う端末代+事務手数料が、ほぼ同じ大きさです。 むしろ初期費用側がわずかに上回ります。「35,640円もお得」という受け取り方は正確ではありません。
正確に言うなら、DTI WiMAX 2+の割引は「初期費用を3年かけて相殺してくれる仕組み」です。得をする特典ではなく、端末代を月々に均してくれる仕組み、と捉えるのが実態に合っています。
だから、実質月額は基本料金と同じくらいになります
ここが本題です。37カ月使い切ったとき、割引で浮いた分と初期費用がほぼ打ち消し合うため、1カ月あたりの実質的な負担は、割引前の基本料金である4,730円とほぼ同じ水準に落ち着きます。
表示上の月額は3,410円から始まりますが、これは「端末代を先に払っているから安く見えている」だけです。DTI WiMAX 2+を検討するときは、3,410円ではなく4,730円(2027年4月利用分から5,280円)を基準に他社と比べてください。 これが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。
38カ月目以降も割引が終わって4,730円(2027年4月利用分から5,280円)に戻るので、長く使い続けても実質的な水準は変わりません。
月数別の実質月額(12・24・36・37・48カ月)
実質月額は、(月額の合計+契約事務手数料3,300円+端末代金33,220円)÷使った月数です。契約解除料は0円なので加えません。利用開始月を1カ月目として、日割りは考えず1カ月分で数え、円未満は四捨五入しています。
| 使った月数 | 月額の合計 | 初期費用の合計 | 総支払額 | 実質月額 |
|---|---|---|---|---|
| 12カ月 | 40,920円 | 36,520円 | 77,440円 | 6,453円 |
| 24カ月 | 87,890円 | 36,520円 | 124,410円 | 5,184円 |
| 36カ月 | 135,410円 | 36,520円 | 171,930円 | 4,776円 |
| 37カ月 | 139,370円 | 36,520円 | 175,890円 | 4,754円 |
| 48カ月 | 191,400円 | 36,520円 | 227,920円 | 4,748円 |
月額の合計は、1〜13カ月目が3,410円、14〜37カ月目が3,960円、38カ月目以降が4,730円として足しています(37カ月分は3,410円×13+3,960円×24=139,370円)。初期費用の合計は、端末代金33,220円+契約事務手数料3,300円=36,520円です。プラスエリアモードや機器修理保証などのオプション料金は含めていません。DTIの料金ページには、月額基本料金以外に別途、契約事務手数料、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、ご利用に応じたオプション料金がかかると書かれています。ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料も、この実質月額には含めていません(額は申込前にDTIの料金ページ・注意事項ページで確認してください)。また、料金ページには「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります」とあり、使い方によっては混雑時間帯の速度が制限される可能性があります。
読み取れるのは3点です。1年で見ると6,453円と、基本料金4,730円を大きく上回ります。割引が終わる37カ月目までに実質月額は4,754円まで下がり、基本料金との差は24円になります。37カ月を過ぎると、48カ月で4,748円と、下がり方はわずか6円です。他サイトで端末代がこれより低い額で書かれていることがありますが、DTIの料金ページの現行の表示は33,220円です(2026年10月25日に確認)。
2027年4月以降に利用を始める場合は、割引後の月額が1〜13カ月目3,960円・14〜37カ月目4,510円・38カ月目以降5,280円になります(重要事項説明書の表記)。端末代と契約事務手数料は現行のままとして計算すると、次のとおりです。
| 使った月数 | 総支払額 | 実質月額 |
|---|---|---|
| 12カ月 | 84,040円 | 7,003円 |
| 24カ月 | 137,610円 | 5,734円 |
| 36カ月 | 191,730円 | 5,326円 |
| 37カ月 | 196,240円 | 5,304円 |
| 48カ月 | 254,320円 | 5,298円 |
いま申し込む場合も、2027年4月利用分からは改定後の料金になります。改定後の月が1カ月増えるごとに総支払額は550円増え、12カ月分で6,600円です。たとえば36カ月使うなら、実質月額は現行の4,776円と改定後の5,326円の間に入り、改定後の月が多いほど5,326円に近づきます。利用開始が2026年10月なら、2027年4月利用分は7カ月目にあたり、36カ月のうち30カ月が改定後の月額になるため、総支払額は171,930円+550円×30カ月=188,430円、実質月額は5,234円です。
同じ式で他社のWiMAXと並べる
同じ式(月額の合計+初期費用+自己負担の端末代−全員対象のキャッシュバック)÷月数で、当サイトの価格データと各社の公式の表示にあるWiMAXを、36カ月使った場合に並べます。月の数え方はDTIと同じで、利用開始月(各社の初月)を1カ月目とし、初月が無料の会社は0円で数えます。契約期間を超えた分は通常の月額が続くものとしました。端末代は、各行に書いた各社の公式の支払い方法での自己負担額です。「全員対象」は、端末の同時申込やクーポンコードの入力といった申込みの手順だけで受け取れる額のことで、他社からの乗り換え、有料オプションへの同時加入、学割・引っ越しのように人によって当てはまらない条件が要る分は入れていません。優待コードで増える全員対象の額は、表の下の別表で扱います。
| サービス | 毎月の支払い | 初期費用・端末代 | キャッシュバック | 36カ月の総支払額 | 実質月額 |
|---|---|---|---|---|---|
| BIGLOBE WiMAX +5G | 0円(初月)→3,608円(24カ月)→5,258円(11カ月) | 3,300円+端末33,264円(36回分割) | 11,500円(クーポンコードの入力と同時申込が条件) | 169,494円 | 4,708円 |
| DTI WiMAX 2+(現行料金) | 3,410円(13カ月)→3,960円(23カ月) | 3,300円+端末33,220円 | なし | 171,930円 | 4,776円 |
| VisionWiMAX(2年プラン) | 2,398円(初月)→3,751円(初月の翌月から24カ月)→5,049円(11カ月) | 端末33,220円(一括払い、このとき契約事務手数料0円)。初期費用20,680円は安心補償に加入で0円(補償の月額は含めず) | なし | 181,181円 | 5,033円(補償の月額を含めず)。最も低い補償330円/月を加えると5,363円 |
| GMOとくとくBB WiMAX | 1,375円(1カ月)→5,566円(35カ月) | 3,300円+端末0円(36回分割で実質無料) | 14,000円 | 185,485円 | 5,152円 |
| FreeMax+5G | 5,170円 | 3,300円+端末0円(レンタル) | なし | 189,420円 | 5,262円 |
| ヨドバシWiMAX | 4,598円(13カ月)→5,280円(23カ月) | 3,300円+端末5,500円(33,220円から27,720円割引) | なし | 190,014円 | 5,278円 |
| DTI WiMAX 2+(2027年4月以降に利用開始) | 3,960円(13カ月)→4,510円(23カ月) | 3,300円+端末33,220円 | なし | 191,730円 | 5,326円 |
| Broad WiMAX | 880円(初月)→5,415円(35カ月) | 3,300円+端末0円(43,560円を36回分割し、同額のスタート長期割で相殺)。初期費用20,743円はカード払いと指定オプションへの初回加入で0円 | なし | 193,705円 | 5,381円 |
| カシモWiMAX | 1,408円(1カ月)→5,412円(35カ月) | 3,300円+端末0円(分割サポート) | なし | 194,128円 | 5,392円 |
| UQ WiMAX(公式) | 4,598円(13カ月)→5,280円(23カ月) | 3,300円+端末11,880円(オンラインショップのおトク割) | なし | 196,394円 | 5,455円 |
この表の条件(全員対象のキャッシュバックだけを引く)の中で、実質月額がいちばん低いのは、クーポンコードの入力と受取手続きを済ませたBIGLOBE WiMAX +5Gの4,708円です。現行料金のDTI(4,776円)はそれより68円高い2番目で、GMOとくとくBB WiMAX・FreeMax+5G・ヨドバシWiMAXより低く出ます。BIGLOBEの月の数え方は、公式の料金ページと特典ページにある「サービス開始月の月額料金は無料」「値引きはサービス開始の翌月から24カ月間」に合わせました。表の「現行料金」の行は料金が変わらない前提で、いま申し込む人のDTIは前の章のとおり2027年4月利用分から上がります。2027年4月以降に利用を始める場合のDTI(5,326円)は、BIGLOBE・GMOとくとくBB WiMAX・FreeMax+5G・ヨドバシWiMAXより高く、Broad WiMAX・カシモWiMAX・UQ WiMAX(公式)より低い並びです。VisionWiMAXは補償の月額を含めない5,033円なら低く、最も低い補償を含めた5,363円なら高くなります。これは表の条件の中での順位で、条件を変えると入れ替わります。
BIGLOBEのクーポンコードを入れ忘れる、または受取手続きの期限を逃して11,500円がなくなると、実質月額は5,028円になり、DTIのほうが252円低くなります。公式の特典ページでは、受け取りに「ルーター(データ端末)+SIMの同時申込」と申込み時のクーポンコードの入力(公式の料金ページ・特典ページに表示)が必要で、法人は対象外です。サービス開始月の翌月が「キャッシュバック対象月」で、その月の2日目から45日間のうちにBIGLOBEのマイページで受け取り口座を登録しないと無効になります。サービス開始月に解約した場合や、特典の適用前に退会・利用停止になった場合も対象外です。DTIの月額割引のような自動適用ではない点は、同じ表に並んでいても性質が違います。
VisionWiMAXの行は、端末代を一括で払って契約事務手数料を0円にし、初期費用20,680円がなくなる安心補償オプションに入る前提です。公式の表示では、初月が2,398円、初月とは別に「1〜24カ月目」が3,751円、25カ月目以降が5,049円です。この表は初月を1カ月目に数えているので、3,751円は2〜25カ月目にあたります。補償に入るかどうかで、36カ月の実質月額は次のように変わります。
| 補償・初期費用の扱い | 36カ月の総支払額 | 実質月額 |
|---|---|---|
| 補償に入らず、初期費用20,680円を払う | 201,861円 | 5,607円 |
| 最も低い補償(月330円)に36カ月入り、初期費用は0円 | 193,061円 | 5,363円 |
| 参考: 補償の月額を含めず、初期費用0円(表の値) | 181,181円 | 5,033円 |
補償の月額は、公式が示す安心サポートの月額(基本保証330円・ワイド605円・デラックス935円)のうち最も低い330円で計算しました。330円×36カ月=11,880円は初期費用20,680円より8,800円小さいため、この計算では補償に入るほうが総額は低くなります。どの補償が初期費用0円の対象かは、公式の表示から確認できませんでした。
この表に入れられなかった会社の確認結果です。
- Broad WiMAX(公式の料金・キャンペーンページ、2026年10月25日に確認)は、価格データには無いものの公式の表示がそろったため表に入れました。初期費用20,743円は、カード払いと、指定オプション(安心サポートワイド月660円・My Broadサポート月998円、端末到着後いつでも解約可)への初回加入が条件です。条件を満たさないと総支払額は20,743円増えて214,448円、実質月額は5,957円です。
- 5G CONNECT(公式サイト、2026年10月25日に確認)の最新端末購入プランは、月額4,980円、事務手数料3,300円で、端末代27,720円は契約を続けている間は免除です。公式は「月額料金(最大5ヶ月分)が無料」「24ヶ月利用の場合は5ヶ月分が免除」という例を示していますが、25カ月目以降の月額と、36カ月使った時に免除が何カ月分入るかは、公式の表示から確認できませんでした。そのため表の順位には入れず、免除がない場合の上限(4,980円×36カ月+3,300円=182,580円、実質月額5,072円)と、24カ月の例と同じ5カ月分が免除される場合(4,980円×5カ月=24,900円を引いて157,680円、実質月額4,380円)の2つだけを書きます。後者ならDTIより低くなるため、免除の条件は申込み前に5G CONNECTの公式で確認してください。
ここまでの会社以外に実質月額がもっと低い会社がある可能性は残ります。比較サイトによって順位が違って見えるのは、初月の数え方、還元の条件、優待コードで変わる額の違いによることがあります。
GMOとくとくBBの全員対象額が変わると、順位はこう変わります
GMOとくとくBB WiMAXは、申込みページによって「全員対象」のキャッシュバックの表示額が違います(GMO公式の2つのページを2026年10月25日に確認)。上の表の14,000円は、当サイトの価格データに記録しているリンク先ページ(gmobb.jp/lp/gentei8/)の「全ての方が対象」の額です。別のページ(gmobb.jp/lp/gentei8-cb/)には、優待コード適用で全員対象が48,000円、優待コード未適用時は30,000円と表示されています。優待コードは「本ページをご紹介していただいている提携サイトでご確認ください」とあり、このページの月額は表と同じ(端末発送月1,375円・1カ月目以降5,566円)です。なお、公式のページは他社からの乗り換えやオプションの同時申込といった条件付きの分を含めて最大66,000円を訴求していますが、表にも下の別表にも入れていません。全員対象の額だけを入れ替えて、同じ式で36カ月を計算すると次のとおりです。
| GMOの全員対象の額 | 36カ月の総支払額 | 実質月額 | DTI現行(4,776円)との差 | BIGLOBE(4,708円)との差 |
|---|---|---|---|---|
| 14,000円(表の値) | 185,485円 | 5,152円 | GMOが376円高い | GMOが444円高い |
| 30,000円(優待コード未適用時の表示) | 169,485円 | 4,708円 | GMOが68円低い | 実質月額は同じ(総額はGMOが9円低い) |
| 48,000円(優待コード適用時の表示) | 151,485円 | 4,208円 | GMOが568円低い | GMOが500円低い |
GMOの36カ月の総支払額がDTI現行の171,930円と同じになる全員対象の額は、199,485円−171,930円=27,555円です。これを超える額が受け取れる申込み経路なら、実質月額はGMOのほうが低くなります。逆に、14,000円の経路ならDTIのほうが低いままです。BIGLOBEの総支払額169,494円と同じになる額は、199,485円−169,494円=29,991円です。どの額が自分の申込み経路で受け取れるかは、申込みページで確認してください。キャッシュバックは申込み後に受取の手続きが要るため、DTIの自動適用の割引とは性質が違います。優待コードで48,000円より高い額が示されることもありますが、2026年10月25日に開いたGMO公式の2つのページ(gentei8・gentei8-cb)で確認できた全員対象の額は14,000円・30,000円・48,000円までで、これより高い額は確認できませんでした。提携サイトが示す額が申込みページの表示と合うかは、申込み前に確かめてください。
条件別の判断表(この記事の数字だけで)
| あなたの条件 | 比べる数字 | 読み方 |
|---|---|---|
| 長く使う人(3年以上、受取手続きを増やしたくない) | 36カ月: DTI 4,776円、BIGLOBE 4,708円。48カ月: DTI 4,748円、BIGLOBE 4,846円。割引が終わった後の月額: DTI 4,730円、VisionWiMAX 5,049円、BIGLOBE 5,258円、GMOとくとくBB 5,566円 | 36カ月ではBIGLOBEが68円低いものの、使う月数が増えるほどDTIが有利になり、総額は39カ月ではDTIが82円高く、40カ月ではDTIが446円低くなります(48カ月の実質月額の差は98円)。DTIの割引は自動で適用され、BIGLOBEの11,500円は受取手続きが要ります。ただし、いま申し込むと2027年4月利用分からDTIは上がり、2027年4月以降に利用を始める場合の48カ月は5,298円でBIGLOBEより452円高くなります |
| 初期費用を抑えたい人 | 申込時に払う事務手数料と端末代: DTI 36,520円、UQ WiMAX(公式)15,180円、ヨドバシWiMAX 8,800円、BIGLOBE・GMOとくとくBB・Broad WiMAX・カシモWiMAX 3,300円(端末は分割)。初月の月額: BIGLOBE 0円、Broad WiMAX 880円、GMO 1,375円、カシモ 1,408円、VisionWiMAX 2,398円、DTI 3,410円 | DTIと3,300円で始められる会社の最初の差は33,220円(端末代)です。ただし36カ月の実質月額でDTI現行(4,776円)と比べると、BIGLOBEは68円低く、GMO(14,000円の経路)は376円、Broad WiMAXは605円、カシモWiMAXは616円高いだけで、最初の差ほどは開きません。VisionWiMAXは端末代33,220円を一括で払います |
| 端末代を分割にしたい人 | DTI: 公式の料金案内に分割の記載が見当たらず、33,220円を最初に払います。分割がある会社: BIGLOBE(24回は月1,386円、36回は月924円)、GMOとくとくBB(36回、月額の割引で実質0円)、Broad WiMAX(36回、月1,210円を同額の割引で相殺)、カシモWiMAX(月1,100円の36回) | 分割にすると最初の出費は減りますが、36カ月の実質月額には端末代が入っているため、DTI現行との差は上の欄のとおりです。BIGLOBEの公式には、分割払いの途中で解約すると端末代の残りを支払う必要があると書かれているため、短く使う予定なら残りの額を先に確認してください |
毎月の請求だけを見るなら、DTIの月額は1〜13カ月目が3,410円、14〜37カ月目が3,960円です。表の他社で、初月を除いて3,410円を下回る月額はありません。14カ月目以降の3,960円を下回るのは、BIGLOBEの値引き中(3,608円)とVisionWiMAXの初月の翌月から24カ月間(3,751円)で、どちらも値引きが終わると5,000円台に上がります。初月だけは、BIGLOBE(0円)・Broad WiMAX(880円)・GMOとくとくBB(1,375円)・カシモWiMAX(1,408円)・VisionWiMAX(2,398円)がDTIの3,410円より低くなります。
違約金0円でも、短期解約は不利です
「契約解除料なし」は本当に大きな利点です。ただし、これを「短期利用でも損しない」と読むのは間違いです。
たとえば6カ月でやめる場合を考えます。月額の支払いは3,410円×6カ月=20,460円で済みますが、契約時に払った端末代33,220円と事務手数料3,300円は戻ってきません。支払った金額の半分以上が端末代という状態になります。
違約金という名前のお金は発生しません。しかし端末代を先に払い切っているため、早くやめるほど1カ月あたりの負担は重くなります。この意味で、DTI WiMAX 2+は3年前後使う前提の方に向いた料金設計です。
数カ月〜1年程度の短期利用を予定している方は、端末を買い取らないレンタル型のサービスと比較してから決めることをおすすめします。
キャッシュバックが無いことは、リスクの少なさでもあります
WiMAXのプロバイダ選びでは、高額キャッシュバックを掲げるところが多くあります。ただ、キャッシュバックには受け取り手続きがつきもので、ここで取りこぼす人が後を絶ちません。よくある失敗の型を挙げます。
- 案内メールが、普段使わないメールアドレスに届く。 申込時に発行されたプロバイダのメールアドレス宛に案内が来る方式だと、そもそも気づけません。
- 申請できる期間が「開通から11カ月後の1カ月間だけ」のように、忘れた頃にやってくる。 カレンダーに入れていないとまず間に合いません。
- 受取手続きそのものにも期限がある。 送金通知メールから45日以内といった期限が設定されていることがあり、過ぎると無効になります。
- 振込前に解約すると再申請できない。 受け取り前にやめてしまうと権利ごと消えます。
- 有料オプションの同時加入が条件になっている。 外し忘れると、キャッシュバック額以上のオプション料金を払う結果になります。
DTI WiMAX 2+の月額割引は、申請不要で自動的に適用されるため、キャッシュバックのような受取手続きの取りこぼしは起きにくい設計です。ただし、重要事項説明書には各割引は予告なく終了する場合があると書かれているので、申込前に最新の表示を確認してください。
キャッシュバック型のプロバイダと比べるときは、満額受け取れた場合の金額だけでなく、「自分は11カ月後の申請を確実に覚えていられるか」も含めて判断してください。
見落としやすい条件(支払い方法・プラスエリアモード・保証・初期契約解除・セット割)
支払い方法はクレジットカードのみ
DTI WiMAX 2+の重要事項ページには、支払い方法は「クレジットカードのみ」と記載されています。口座振替の記載はありません。クレジットカードを持っていない方、口座振替を希望する方は、料金を比較する以前に対象外になります。 最初に確認しておいてください。
プラスエリアモードは月1,100円
DTI WiMAX 2+はWiMAX +5G(SA対応)の回線を使います。標準のエリア外でも、オプションの「プラスエリアモード」を使えばau 4G LTE・au 5Gと同等のエリアで通信できます(月30GBを超えると、当月末まで128kbps)。
このプラスエリアモードの利用料は、ギガ放題プラスSプランでは1,100円/月(税込)です。使った月だけ発生します。毎月使う想定なら、ここまで見てきた月額にそのまま1,100円が上乗せされると考えてください。
機器修理保証サービスは月330円・550円・605円
DTIの料金ページには、機器修理保証サービスとして、安心サポート330円/月(「2カ月無料」の表示あり)、安心サポートワイド550円/月、安心サポートワイドプラス605円/月が載っています(税込)。重要事項説明書には、安心サポートに加入していない場合、修理は実費(約5,000円から)、交換は端末代金分が発生すると書かれています。端末代が33,220円なので、交換になると端末代と同額が請求される可能性があります。上の実質月額の表には保証料を含めていません。
初期契約解除をしても端末代は戻りません
DTI WiMAX 2+は、個人の契約であれば初期契約解除制度の対象で、利用開始から8日以内なら解除できます。ただしギガ放題プラスSプランでは、購入した端末は初期契約解除の対象外で、返品・返金はできないと書かれています。解除までの期間の利用料金、契約事務手数料、購入済みの端末代金は請求されます。申込時に払う端末代33,220円と契約事務手数料3,300円は、エリア外だったときでも戻らない前提で考えてください。
重要事項説明書には、契約解除料が月額基本料金を下回る契約は2027年3月31日付で初期契約解除の対象外になるとも書かれています。ギガ放題プラスSプランは契約解除料が0円のため、当てはまるかどうかを申込前にDTIのカスタマーサービスで確認してください。
スマホとのセット割は公式で確認できませんでした
auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割のように、スマホ側の料金が下がる割引について、DTI WiMAX 2+の料金ページ・重要事項説明書・注意事項ページ(2026年10月25日に確認)に記載を見つけられませんでした。BIGLOBE WiMAX +5Gの公式料金ページには、auスマートバリューと自宅セット割がともに最大1,100円/月と書かれています(割引額は対象プランによって違い、auの一部のプランは対象外)。スマホ側の割引を前提に選ぶ場合は、DTIのカスタマーサービスで対象かどうかを確認してください。DTI側の整理はDTI WiMAX 2+にスマホとのセット割はある?公式サイトでは確認できずにあります。
DTI WiMAX 2+が向いている人・向いていない人
向いている人
- 3年以上使う予定がある方。37カ月かけて初期費用が相殺される設計なので、長く使うほど条件が良くなります。
- キャッシュバックの申請手続きを確実にこなす自信がない方。自動適用の月額割引なので、受取手続きの取りこぼしは起きにくいです。
- 契約期間に縛られたくない方。契約解除料がないので、事情が変わったときに更新月を待つ必要がありません。
- 提示された条件をそのまま信用したい方。条件付きの高額還元がなく、料金の構造がシンプルです。
向いていない人
- 1年以内の短期利用を考えている方。端末代33,220円を使い切れず、割高になります。
- 口座振替で支払いたい方。クレジットカードのみのため、そもそも契約できません。
- 初期費用を抑えて始めたい方。申込時点で端末代33,220円と事務手数料3,300円の出費が発生します。
- とにかく総額の安さを追いたい方。キャッシュバックがない分、還元込みで比較すると他社が上回る場面はあります。
よくある質問
Q. 契約期間の縛りは本当にないのですか?
ギガ放題プラスSプランについては「契約期間、契約解除料はございません」と明記されています。ただし端末代33,220円は申込時に購入する形なので、解約しても戻ってきません。
Q. 端末は分割払いにできますか?
DTIの料金案内ページに分割払いに関する記載は見当たりませんでした。機器購入代金は申込完了日を決済日として、基本料金とは別に請求されると記載されています。一括での支払いを前提に検討してください。
Q. 端末は2機種のどちらを選べばいいですか?
価格はどちらも33,220円で同額です。Speed Wi-Fi HOME 5G L13は据え置き型、Speed Wi-Fi DOCK 5G 01は持ち運びを想定した機種です。外に持ち出す予定があるかどうかで選んでください。
Q. 37カ月を過ぎたら何をすればいいですか?
38カ月目以降は割引が終わり、月額4,730円に戻ります。契約解除料はかからないので、この時点で他社と比較し直して条件の良いところへ移る、という判断ができます。37カ月目が来たら見直す、とカレンダーに入れておくことをおすすめします。
Q. 旧プラン(ギガ放題プラスプランなど)は今も申し込めますか?
いずれも新規受付を終了しています。現在新規で申し込めるのはギガ放題プラスSプランのみです。
Q. 結局、他社と比べるときはいくらで計算すればいいですか?
表示上の3,410円ではなく、使う月数で割った実質月額で比べます。37カ月使うなら約4,754円で、割引前の基本料金4,730円とほぼ同じです。24カ月なら約5,184円、12カ月なら約6,453円です(端末代33,220円と契約事務手数料3,300円を含み、現行料金のまま使った場合)。
申し込み
DTI WiMAX 2+(ギガ放題プラスSプラン)の詳細確認・申し込みは、以下のリンクから進めます。契約前に、支払い方法がクレジットカードのみである点と、申込時に端末代金33,220円が発生する点をあらためて確認してください。
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まとめ
DTI WiMAX 2+の特典・キャンペーンは、37カ月間の月額割引(総額35,640円)だけです。キャッシュバックはありません。
そしてこの割引総額は、端末代33,220円と契約事務手数料3,300円でほぼ相殺されます。「35,640円お得」ではなく「初期費用を3年で均してくれる仕組み」と理解するのが実態に合っています。他社と比較するときは、表示上の3,410円ではなく4,730円(2027年4月利用分から5,280円)を基準にしてください。
同じ式で36カ月の実質月額を並べると、BIGLOBE WiMAX +5G(クーポンコードの入力と受取手続きが条件の11,500円を引いた値)が4,708円、現行料金のDTIが4,776円で、差は68円です。2027年4月からのDTIの値上げ、GMOとくとくBBの全員対象の額(申込みページによって14,000円・30,000円・48,000円)、5G CONNECTの免除の月数で順位は動くため、順位だけで決めず、自分の使う月数と上の条件別の判断表で確かめてください。
違約金は0円ですが、端末代を先に払い切る構造上、短期解約ほど割高になります。3年前後使い続ける前提なら、申請手続きが不要で条件の分かりやすい選択肢と言えます。
最終更新日:2026年9月5日
料金・条件の検証時点:2026年10月4日(DTIの案内ページ・重要事項説明書・料金改定のお知らせで確認)。2026年10月25日に、料金ページ・重要事項説明書・注意事項ページを読み直し、実質月額の表、他社との並び、機器修理保証、初期契約解除、セット割の記載を追記しました。同日に、GMOとくとくBB・VisionWiMAX・ヨドバシWiMAXの公式ページとDTI Club Offの案内を読み、他社との表と会員優待の節を加えました。同日の見直しで、BIGLOBE WiMAX +5G・VisionWiMAX・Broad WiMAX・5G CONNECT・GMOとくとくBBの公式ページを読み直し、他社の表の月の数え方(利用開始月を1カ月目、初月が無料の会社は0円)をそろえて、Broad WiMAXと5G CONNECTの確認結果、条件別の判断表を加えました
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