WiFiのモバイル回線を10年近く比較し続けているWiFi部長です。DTI WiMAX 2+の解約を考えている方が最初に知りたいのは、「今やめたらいくら請求されるのか」という一点だと思います。
先に結論をお伝えします。現在新規で申し込めるプランに、契約期間の縛りと契約解除料はありません。つまり違約金という名目での請求は発生しません。
ただし、ここで安心して終わってしまうと損をします。違約金が0円であることと、解約に一切お金がかからないことは別の話だからです。DTI WiMAX 2+には、解約のタイミングによって手元に残らないお金が明確に存在します。この記事では、違約金の有無だけでなく、その「戻ってこないお金」の中身までまとめて確認していきます。
結論:現行プランの契約解除料は0円
DTI WiMAX 2+で現在新規受付をしているのは「ギガ放題プラスSプラン」の1種類だけです。このプランについて、DTIは重要事項の案内ページで次のように明記しています。
ギガ放題プラスSプランに契約期間、契約解除料はございません
つまり、いつ解約しても契約解除料は発生しません。2年縛り・3年縛りといった更新月の概念も、現行プランには存在しません。
WiMAXは長く「2年契約」「3年契約」と更新月の管理が付きまとうサービスでしたが、現行のギガ放題プラスSプランに関してはその負担がなくなっています。解約時期を月末に合わせるといった駆け引きも、違約金対策としては不要です。
💡 このセクションのポイント
現行のギガ放題プラスSプランを契約しているなら、違約金を理由に解約をためらう必要はありません。
それでも解約時に「戻ってこないお金」は3つある
違約金が0円でも、解約すると回収できないお金があります。ここがこの記事で一番お伝えしたい部分です。
① 端末代金 33,220円
DTI WiMAX 2+は、申し込み時に端末の購入が必須です。現在購入できるWiMAX +5G SA対応端末は2機種で、いずれも33,220円(税込)です。
| 端末 | 価格(税込) |
|---|---|
| Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 | 33,220円 |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 33,220円 |
この機器購入代金は、申込完了日を決済日として、月額基本料金とは別に請求されます。支払い方法はクレジットカードのみです。
つまり短期間で解約した場合、違約金は0円であっても、端末代として支払った33,220円は戻ってきません。実質的には、この端末代が早期解約のコストとして機能します。契約から数ヶ月で解約した場合、この33,220円が最も大きな負担になります。
なお、端末代金を分割で支払えるかどうかについては、DTIの料金ページ上に記載を確認できていません。一括前提で見積もっておくのが安全です。
② 契約事務手数料 3,300円
ギガ放題プラスSプランの契約事務手数料は3,300円(税込)です。これは契約時に一度だけ発生する費用で、当然ながら解約しても返ってきません。
③ 37カ月間続くはずだった割引の残り
DTI WiMAX 2+には、月額基本料金4,730円(税込)に対して2段階の割引が用意されています。
| 期間 | 割引 | 割引額 | 実際の月額 |
|---|---|---|---|
| 利用開始月〜13ヶ月目 | WiMAX +5G割 | −1,320円/月 | 3,410円 |
| 14〜37ヶ月目 | 長期おトク割 | −770円/月 | 3,960円 |
| 38ヶ月目以降 | 割引なし | − | 4,730円 |
この割引は合計37ヶ月間続き、割引総額は35,640円です(内訳:WiMAX +5G割 17,160円+長期おトク割 18,480円)。
ここが見落とされやすいポイントです。この割引は毎月の利用料金から引かれる形なので、途中で解約すれば、そこから先の割引は当然受け取れません。違約金を取られるわけではないものの、「長く使うほど得をする設計」の恩恵を自分から手放すことにはなります。
❌ よくある誤解:違約金0円だから、いつやめても損得は変わらない
⭕ 正しい理解:違約金は0円。ただし端末代33,220円と事務手数料3,300円は戻らず、37カ月割引の残りも失う
旧プランを契約中の方は条件が違います
ここまでは現行のギガ放題プラスSプランの話です。それ以前のプランを契約したまま使っている場合、契約解除料が発生します。
DTI WiMAX 2+では、以下のプランがすでに新規受付を終了しています。
- ギガ放題プラスプラン(2年/3年)
- ギガ放題プラン(2年/3年)
- モバイルプラン(2年/3年)
このうち、DTIが金額を示している契約解除料は次のとおりです。
| 契約中のプラン | 更新月以外に解約した場合の契約解除料(税込) |
|---|---|
| ギガ放題プラスプラン(2年) | 1,100円 |
| ギガ放題プラスプラン(3年) | 1,100円より高い金額が設定されています(具体額はDTIへご確認ください) |
| ギガ放題プラスプラン(3年、2025年7月1日以降の契約更新分) | 1,100円 |
注意が必要なのは3年契約のギガ放題プラスプランです。2年契約より大きい契約解除料が設定されていますが、2025年7月1日以降に契約が更新されたものについては1,100円に変更されています。ご自身の契約がどちらに該当するかは更新のタイミング次第なので、解約前にDTIのサポート窓口で契約プラン名と併せて確認してください。
なお、ギガ放題プラン・モバイルプランの契約解除料の具体的な金額については、今回確認できた範囲の資料に記載がありませんでした。該当するプランをお使いの場合は、DTIのサポート窓口で契約中のプラン名を伝えて直接確認してください。この記事で推測の金額をお伝えすることはしません。
💡 このセクションのポイント
「DTI WiMAXは違約金なし」という情報を見かけても、それは現行プランの話です。数年前から使い続けている方は、まず自分の契約プラン名を確認してください。
解約前に取りこぼさないためのチェックリスト
キャッシュバックの受け取り忘れは、WiFi回線の解約で最も多い損失パターンです。この点について、DTI WiMAX 2+では事情が異なります。
DTI WiMAX 2+のギガ放題プラスSプランに、キャッシュバックはありません。料金ページの料金表に「キャッシュバック なし」と明記されています。DTIの特典・キャンペーン一覧を見ても、WiMAX向けの特典は先ほどの月額割引のみです。
裏を返せば、「キャッシュバックの申請期限を過ぎて無効になった」「案内メールを見落として受け取り損ねた」といった典型的な取りこぼしは、そもそも発生しません。この点は解約を検討するうえで気が楽な部分です。
なお、DTIの特典一覧にはauひかりの38,000円キャッシュバックが掲載されていますが、これはDTIが扱う別サービスの特典です。WiMAXの特典と混同しないよう注意してください。
代わりに、解約前に確認しておきたいのは次の3点です。
- [ ] 契約中のプラン名を確認する — ギガ放題プラスSプランなら解除料0円、旧プランなら解除料が発生する可能性があります
- [ ] 端末代金の支払いが完了しているか確認する — 端末は購入品です。解約しても端末は手元に残りますが、支払い済みの33,220円は戻りません
- [ ] プラスエリアモードを使った月がないか確認する — ギガ放題プラスSプランではプラスエリアモードの利用料が1,100円/月(税込)で、使った月のみ発生します。最終月の請求額がいつもと違う場合はこれが理由になり得ます
DTI WiMAX 2+が向いている人・向いていない人
解約金の観点から整理すると、次のように分かれます。
向いている人
- 契約期間の縛りを避けたい人。現行プランは契約期間も解除料もないため、更新月を気にせず解約できます
- 3年以上使う見込みがある人。37カ月間で35,640円の割引を最大限受けられます
- 端末を自分の所有物として持ちたい人。購入方式なので、解約後も端末は手元に残ります
向いていない人
- 数ヶ月だけ試したい人。違約金は0円でも端末代33,220円が先に発生するため、短期利用では割高になります
- 初期費用を抑えて始めたい人。契約時点で端末代33,220円と事務手数料3,300円が必要です
- キャッシュバックの現金還元を重視する人。DTI WiMAX 2+にキャッシュバックはなく、還元は月額割引の形に一本化されています
- クレジットカード払いができない人。支払い方法はクレジットカードのみです
よくある質問
Q. 解約するのに違約金はかかりますか?
A. 現在新規受付中のギガ放題プラスSプランについては、契約期間・契約解除料ともにありません。ただし新規受付を終了した旧プランを契約中の場合は、更新月以外の解約で契約解除料が発生します。
Q. 端末代金は解約すると返金されますか?
A. 返金されません。端末は購入する形式で、申込完了日を決済日として基本料金とは別に請求されます。解約後も端末自体は手元に残ります。
Q. 端末を分割で買うことはできますか?
A. 分割払いに関する記載を、DTIの料金ページ上で確認できていません。一括での支払いを前提に検討し、必要であればDTIのサポート窓口で確認してください。
Q. 途中で解約すると、それまでに受けた割引を返金請求されますか?
A. WiMAX +5G割・長期おトク割は毎月の利用料金から差し引かれる形の割引です。解約後にさかのぼって請求されるという記載は確認できていません。解約以降の割引が受けられなくなる、という理解になります。
Q. 契約更新月はいつですか?
A. 現行のギガ放題プラスSプランには契約期間そのものがないため、更新月という概念がありません。旧プランを契約中の場合は、契約プランごとに更新月が設定されています。
まとめ
DTI WiMAX 2+の解約金・違約金について、要点を整理します。
- 現行のギガ放題プラスSプランは、契約期間なし・契約解除料なし。違約金という名目の請求は発生しません
- ただし端末代33,220円と契約事務手数料3,300円は戻りません。短期解約では、これが実質的な負担になります
- 37カ月続く割引(総額35,640円)の残りも失います。違約金ではありませんが、早期解約の機会損失です
- 旧プランを契約中の方は解除料が発生します。ギガ放題プラスプラン2年は1,100円、3年はそれより高い金額(2025年7月1日以降の更新分は1,100円)
「解約金がかからない」ことを理由に選ぶなら、DTI WiMAX 2+は条件を満たします。一方で、実際の負担は契約時の端末代に前倒しされている構造なので、短期利用ほど不利、長期利用ほど有利というのが正直な評価です。3年使う想定が立つかどうかが、判断の分かれ目になります。
料金プランや端末の最新の在庫状況は、下記の申し込みページで確認できます。
情報の検証時点: 2026年9月4日時点でDTIが提示している内容を確認しています。
更新日: 2026年9月5日
料金表記: すべて税込です。
ご注意: 契約解除料・端末価格・割引特典の内容は予告なく変更される場合があります。お申し込みの前に、必ずご自身で最新の条件をご確認ください。
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