フレッツ光のホームゲートウェイの設定方法|型番の確認からWi-Fiにつなぐまでの手順(NTT公式サポート準拠)

フレッツ光でレンタルされる「ホームゲートウェイ」を、はじめて使うときの設定の流れを、NTT東日本・NTT西日本の公式サポートに沿って整理しました。この記事で扱うのはホームゲートウェイ本体側の設定だけです。スマートフォンやパソコン、ゲーム機をWi-Fiにつなぐ操作は含みません。

確認した資料と日付:NTT西日本「インターネット接続方法(Wi-Fi・無線・有線LAN)」「ホームゲートウェイに無線LANカードを接続する手順」、NTT東日本「フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ レンタル機器仕様」「NTT製機器のSSID・暗号化キーの確認方法(故障に関するよくある質問 Web 113)」、NTT東日本「RX-600KI / PR-600KI 機能詳細ガイド Ver.2.1.1」の「Web設定」の使いかた(いずれも2026年11月5日に確認)です。画面や手順は機種とファームウェアの版で変わることがあるため、お使いの型番の取扱説明書を優先してください。

結論:まず型番を確かめる。Wi-Fiの名前とパスワードは本体のシールに書かれている

ホームゲートウェイは、ブロードバンドルーター機能とひかり電話の機能を持つ機器で、ひかり電話を契約している家か、ホームゲートウェイを有料でレンタルしている家に置かれています(NTT西日本の説明)。型番は本体側面のラベルの「品名」欄にある「英語2文字-英数5〜6文字」の文字列です。

公式の案内に沿うと、設定の流れは次のとおりです。

  1. 型番をラベルで確かめる(下の表で系列を知る)
  2. 無線LANカードが必要な機種は、カードを差し込んで電源を入れ直す
  3. スマートフォンやパソコンからWi-Fiにつなぐときは、本体のシールに書かれたSSIDと暗号化キーを使う
  4. 設定を変えたいときだけ、ブラウザで「Web設定」を開く

ホームゲートウェイの型番は5つの系列に分かれる

NTT西日本の公式ページは、ホームゲートウェイを型番の始まりで次の5種類に分けています。

系列 型番の始まり
1 RX-601 / RX-600 / PR-600
2 RT-500 / PR-500
3 RT-400 / PR-400 / RV-440
4 RT-S300 / PR-S300 / RV-S340
5 XG-100NE

型番が読み取れないときは、NTT西日本のコールセンター(西日本エリア)に問い合わせる案内が公式ページにあります。

接続の前に知っておく公式の注意点

  • ホームゲートウェイの接続は、NTTから知らされたフレッツ光の開通日以降に行います。開通日より前につなぐと、インターネットは使えません(NTT東日本)。
  • はじめて接続して電源を入れたあと、起動するまで5分程度かかることがあります(NTT東日本)。
  • ONU一体型・VDSL一体型のホームゲートウェイは、電源接続時にアラームランプが点灯している約5分間は、電源コードを抜き差ししないよう案内されています。電源を切ると機器が使えなくなる、と書かれています(NTT西日本)。
  • 無線LANを使うときは、第三者による情報の改ざんやなりすましを防ぐため、通信の暗号化などのセキュリティ設定を行うよう、NTT東日本が案内しています。

手順1:無線LANカードが必要な機種はカードを取り付ける

NTT西日本の公式ページによると、はじめてWi-Fi(無線LAN)を使うには、ホームゲートウェイの設定が必要です。無線LANカードを使う機種では、次の流れです(2026年11月5日に確認)。

  1. ホームゲートウェイのコンセントを抜きます。
  2. 無線LANカードをホームゲートウェイの上部のスロットに差し込みます。型番がRX-601で始まる機種は、正面部のスロットに差し込む、と書かれています。
  3. ホームゲートウェイのコンセントを差し込みます。抜いてから10秒以上あけます。
  4. 無線LANカードのPWRランプとACTランプ(機種によってはLINKランプ)が同時に点滅するのを確認します。RX-601で始まる型番は、PWR・ACTランプは点灯せず、正面部のオプションランプで確認します。

RT-S300・PR-S300・RV-S340で始まる型番で、無線LANカードが「11N-ADP + SC-40NE」の場合は、先にSC-40NEに11N-ADPを取り付けます。カードのランプと11N-ADPの▽印が同じ面に見える向きで装着する、誤った向きだと破損することがある、と公式ページに書かれています。

NTT東日本のレンタル機器仕様では、PR-600・RX-600・PR-500・RT-500は、拡張カードスロットに「無線LANカードSC-40NE」専用と記載されています。RS-500は無線LAN機能を内蔵しています。

手順2:Wi-Fiの名前(SSID)と暗号化キーは本体のシールで確かめる

NTT東日本の「よくある質問」では、SSID(ネットワーク名)と暗号化キー(Wi-Fiパスワード)の初期値は、ルーター本体の側面・底面に貼られているシールに記載されている、と案内しています。

  • PR-400・RT-400・RV-440・PR-S500・RS-500・RT-500・PR-600・RX-600・RX-601・XG-100・AR1344E系(末尾にSE・NE・KI・HI・MIが付く型番):SSIDも暗号化キーも、シールに書かれたとおりです。
  • PR-200・RT-200・RV-230・PR-S300・RT-300・RV-S340・PR-A300・RT-A300・RV-A300系:SSIDは「XXXXXX」に、WAN側MACアドレスの下6桁が入ります。暗号化キーは「MACアドレス12桁+Z」です。

どちらの系列も、SSID-2はMACアドレスフィルタリングがかかっているため、Webの画面からの設定が別に必要だと、公式の質問ページに書かれています。MACアドレスフィルタリングとは、機器ごとの固有の番号(MACアドレス)で、つなげる機器を制限する仕組みです。

SSIDの初期値の見かたは、NTT東日本のレンタル機器仕様に例があります。「xx500X-XXXXXX-1」と「-2」が2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)、「-3」が5GHz帯(IEEE802.11a/n/ac)、とされています。

手順3:設定を変えたいときは「Web設定」を開く

SSIDや暗号化キーのシールに書かれた値のまま使うなら、この手順は不要です。ネットワーク名や暗号化の設定を変えたいときに使います。ここではNTT東日本の「RX-600KI / PR-600KI 機能詳細ガイド Ver.2.1.1」(2026年11月5日に確認)に書かれた流れを紹介します。ほかの型番では、画面や項目が違うことがあります。

  1. 本商品(ホームゲートウェイ)とパソコンが接続されていることを確認し、パソコンを起動します。
  2. Webブラウザを起動し、アドレス欄に http://ntt.setup/ を入力します。本商品のIPアドレスでも開けます(工場出荷時は http://192.168.1.1/)。
  3. 「接続回線検索中」の画面が出たら、接続できる回線を探している途中です。本商品の登録ランプが緑色に点灯してから、ブラウザを開いてもう一度ログインします。
  4. はじめて開くときは、機器設定用パスワードを決めます。入力欄に、自分で決めた文字列を2回入力して[設定]をクリックします。使える文字は半角英数字と記号で、最大32文字です。大文字と小文字は区別されます。「;」「”」「,」「#」「=」「¥」「@」と半角スペースは使えません。空白だけにすることもできません。このパスワードは忘れないように控えておく、と書かれています。
  5. ユーザー名に「user」、パスワードに手順4で決めた機器設定用パスワードを入れて[OK]をクリックします(2回目以降のログインはここから)。
  6. はじめての設定のときは[設定ウィザード]に、接続に必要な最低限の設定を行い、[設定]をクリックします。インターネット(IPv6 IPoE)接続だけを使う場合は、「インターネット接続先を設定しない」を選びます、と書かれています。
  7. 「Web設定」の「トップページ」が表示されれば完了です。

Web設定の「無線LAN設定」で変えられる項目

同じガイドの「トップページ」の説明では、「無線LAN設定」のメニューは次の項目です。

項目 内容(公式の説明)
無線LAN共通設定 5GHz(IEEE802.11ac/n/a)と2.4GHz(IEEE802.11b/g/n)の使用設定
IEEE802.11ac/n/a(5GHz)設定 5GHzの詳細設定
IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)設定 2.4GHzの詳細設定
MACアドレスフィルタリング 無線のMACアドレスフィルタリングの設定
無線LAN端末設定 無線LAN端末に関する設定
無線LAN簡単セットアップ 「らくらく無線スタート」「無線LAN簡単接続機能」のセットアップ

「基本設定」には、IPv4 PPPoE接続とIPv6 PPPoE接続の接続先設定があります。メンテナンスの項目には、機器設定用パスワードの変更、設定値の保存と復元、設定値の初期化、ファームウェア更新、機器再起動があります。

無線LAN端末設定のしくみ

「無線LAN端末設定」では、無線LAN端末のニックネームとMACアドレスを登録します。登録できるのは最大32個で、SSID-1・SSID-2・SSID-3で共通のテーブルです。ニックネームは半角英数字15文字までで、スペースと記号は使えません。この画面は、専用の無線LANカード(SC-40NE「2」)が装着されているときに表示される、と書かれています(NTT西日本の機能詳細ガイド)。

市販のWi-Fiルーターをつなぎたいとき(公式の説明の範囲)

NTT西日本の公式ページは、ホームゲートウェイにLANケーブルで新しい機器をつなぐ場合を、次のように案内しています。

  • ホームゲートウェイ(ONU一体型またはVDSL一体型)の裏面のLANポート(4ポート)と、新しい機器をLANケーブルでつなぎます。100BASE-TX以上のストレートタイプのLANケーブルが必要です。
  • 新しい機器の側で、インターネットの接続設定は不要です。
  • ホームゲートウェイがない場合は、機器1台分なら接続できます。2台以上の機器をつなぐには、ルーターが必要です。回線終端装置(ONU)とルーターをLANケーブルでつなぐ一般的な手順も、公式ページにあります。

市販のWi-Fiルーターをブリッジ(AP)モードにするかどうかは、ルーターを作っているメーカーの取扱説明書に従います。NTTの公式ページは「詳しくは各メーカーにお問い合わせください」としています。IPv6 PPPoEを使う場合は、IPv6トンネル対応アダプターなどの機器が別に必要と、NTT西日本の公式ページに書かれています。

つながる台数と、設定中に気をつけること

NTT東日本のレンタル機器仕様によると、PR-500・RT-500・PR-600・RX-600などのホームゲートウェイにつなげる台数は次のとおりです。

端末の種類 つなげる台数
アナログ電話機(G3FAX機を含む) 最大2台(TELポート2つ)
有線の端末(パソコンなど) 最大4台(LANポート4つ)
無線の端末(スマートフォンなど) 最大32台

有線と無線を合わせて10台以下での利用を勧める、と同じページに書かれています。利用環境や回線の混雑によっては快適に使えないことがある、とも書かれています。

設定中の注意として、機能詳細ガイドには次の点が書かれています。

  • ひかり電話の使用中と、使用後しばらくは、Web設定での再起動を伴う操作ができないことがあります。その間は「無線LAN簡単セットアップ」も使えません。通話が終わってしばらく待ってから、もう一度操作します。
  • ほかの設定を実行中は、Web設定での設定はできません。
  • ブラウザのセキュリティレベルを「高」または「カスタム」にしていると、設定が正しくできないことがあります。Web設定には、JavaScriptを有効にする必要があります。
  • ファームウェアは、初期設定が自動更新です。新しいファームウェアが提供されると、あらかじめ決められた午前1時〜午前5時のいずれかの時間帯に自動で更新します(NTT東日本)。

つまずいたとき(公式の案内にあるもの)

  • Wi-Fiの名前が一覧に出ない・パスワードが合わない:シールに書かれた値を、大文字と小文字を区別して入力し直します。型番が200・300系の場合、暗号化キーは「MACアドレス12桁+Z」です。
  • SSID-2につなげない:SSID-2はMACアドレスフィルタリングがかかっているため、Web設定で別に登録が必要です。
  • 無線LANカードのランプが点滅しない:電源を抜いて10秒以上あけてから入れ直し、カードの向きを確かめます。RX-601で始まる型番は、見るランプが違います。
  • Web設定の画面で「接続回線検索中」のまま:登録ランプが緑点灯してから、もう一度ログインします。
  • 設定でお困りのとき:NTTには、お電話またはリモートサポートツールで支援する有料のリモートサポートサービスがあります(NTT西日本の公式ページ)。

まだフレッツ光を契約していない方へ

ホームゲートウェイは、フレッツ光を契約すると回線事業者から貸し出される機器です。契約前の方は、機器の設定より先に、お住まいの住所で使えるかどうかの確認が必要です。

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申込の条件は窓口ごとに決まっています。提供エリア外の住所は対象外、すでに契約した方の再申込も対象外になる場合があるため、申し込む前に窓口のページで条件を確かめてください。

公式の資料

この記事の内容は、2026年11月5日に確認した公式ページの記載に基づく整理で、筆者が実機を設定した体験ではありません。画面の表示は機種とファームウェアで変わるため、最終的にはお使いの型番の取扱説明書を確認してください。


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この記事はYohei(通信系Web販売代理店で事業責任者9年・光回線比較サイト運営責任者3年の実務経験あり)が執筆しています。詳しいプロフィールはこちら