ドコモ光ルーター 01の設定方法|配線・Wi-Fi・インターネット接続・初期化まで(ドコモ公式マニュアル準拠)

ドコモ光で使われている「ドコモ光ルーター 01」を、はじめて設定するとき・つながらなくなったときの手順を、ドコモ公式の「かんたんセットアップマニュアル」と取扱説明書(詳細版)、ドコモ公式FAQに沿って整理しました。この記事で扱うのはルーター本体側の設定だけです。スマートフォンやゲーム機ごとのWi-Fi操作の細部は含みません。

確認した資料と日付:ドコモ公式「ドコモ光ルーター 01 かんたんセットアップマニュアル」「ドコモ光ルーター 01 取扱説明書(詳細版、全445ページ)」、ドコモ公式FAQ(faqId=262828・262829・255090)を、2026年11月5日に読んで確認しました。マニュアルのPDFは2016年12月版の記載を含み、一部のアプリの案内は「2016年12月現在」と書かれています。画面や手順は、お手元の版の取扱説明書を優先してください。

結論:ルーター 01は「配線→Wi-Fi→ブラウザで接続」の3段階。ただし販売は終了している

ドコモ光ルーター 01の設定は、公式のかんたんセットアップマニュアルでは3つのSTEPに分かれています。

  1. 接続して電源を入れる:ルーターのWANポートとONU(または光電話対応ルーター)のLANポートをLANケーブルでつなぎ、電源を入れて約60秒待つ
  2. Wi-Fiにつなぐ:ルーター背面のラベルに書かれたネットワーク名(SSID)と暗号化キーを、スマートフォンやパソコンに入力する
  3. インターネットにつなぐ:ブラウザでどこかのページを開くと「らくらくネットスタートLite」が起動するので、画面にしたがって進める

注意したいのは、このルーターの販売が2022年7月31日で終了していることです(ドコモが運営する「おうちネットプレス」の記事の記載)。さらにドコモ公式FAQには、ファームウェアアップデートの提供と修理の受付が終了しており、動作保証の対象外と書かれています。今ドコモ光を契約した方に貸し出されるルーターは、多くの場合、別のレンタル機器です(次の節)。

まず確かめる:手元の機器は「ドコモ光ルーター 01」か

機器の呼び名が似ているため、まず本体を確認してください。

手元の機器 この記事で手順を扱うか 見分けかた
ドコモ光ルーター 01(NECプラットフォームズ製) 扱う 本体正面に「ドコモ光ルーター 01」の表示。背面のラベルにSSIDと暗号化キー、Web PW(6桁)がある
ドコモ光電話対応ルーター・レンタルの無線LANルーター 扱わない My docomo(Web)で申し込んだレンタル機器。型番の取扱説明書を見る
NTTのホームゲートウェイ(転用で引き続き使うもの) 扱わない NTT東日本・西日本のひかり電話対応端末。機器の設定はNTTの案内に従う

レンタルについて、ドコモ公式FAQ(faqId=255090)は次のとおり案内しています。

  • 1Gbps・10Gbpsの無線LANルーターやドコモ光電話対応ルーターは、My docomo(Web)で手続きすればレンタルできる
  • 東日本・西日本のどちらでも、無線LAN機能を使わない場合のドコモ光電話対応ルーターは無料。無線LANを使う場合は、1ギガ対応の無線LANルーターが月330円(税込)、10ギガ対応が月550円(税込)。追加の無線LANカードは1枚につき月330円(税込)
  • 2026年3月3日以前にNTT西日本エリアで契約した人は、上の月額が110円(税込)になる
  • NTT東日本・西日本から転用した場合、いま使っているホームゲートウェイは原則そのまま使える。ただしプラン変更と同時に転用した場合は一部機器が変わることがある

このFAQで確認できるのはレンタル機器の種類と料金までで、レンタル機器ごとの設定画面の手順は載っていません。レンタル機器の設定は、届いた機器の取扱説明書を見てください。

ドコモ光ルーター 01を今から使えるのか(公式FAQの回答)

中古や自宅に残っていたルーター 01を使いたい人向けに、ドコモ公式FAQ(faqId=262828・262829)の記載をそのまま整理します。

  • ファームウェアが1.3.0以上であれば、ドコモ光・ahamo光の料金プランで使える場合がある。ただしファームウェアアップデートの提供と修理受付が終了している製品のため、動作保証の対象外
  • ドコモ光 10ギガ・ahamo光 10ギガの契約では、ルーター 01は単独ではインターネットにつなげない。別に10Gbps対応ルーターが必要で、ルーター 01を使うと最大通信速度は1Gbpsに制限される
  • 「ドコモ光電話対応ルーター」を設置している場合は、そのLAN端子にLANケーブルでルーター 01をつなぎ、ファームウェアが1.3.0以上なら使える場合がある(これも動作保証対象外)
  • ルーター 01は最大通信速度10Gbpsのインターネット接続サービスには対応していない

つまり、ルーター 01が手元にあって動くなら使えますが、不具合が出ても公式の修理やアップデートは受けられません。保証期間内の無償修理の案内があるとする記事もありますが、ここは販売終了後の扱いなので、ドコモに確かめてください。

STEP1:接続して電源を入れる

公式のかんたんセットアップマニュアルに沿った順番です。

  1. 事前に電源を切る:パソコン、ONU、光電話対応ルーターの電源を切っておく
  2. スタンドを付ける:縦置きなら本体底面、横置き・壁掛けなら本体上部に差し込む
  3. 置き場所を選ぶ:前後左右約5cm、上約5cm以内に他の機器や壁がない場所に置く
  4. ケーブルをつなぐ:ルーターのWANポートと、ONU(または光電話対応ルーター)のLANポートを、付属のLANケーブル(試供品)でつなぐ。ケーブルは「カチッ」と音がするまで差し込む
  5. ONUの電源を入れる:ONU(または光電話対応ルーター)の電源を先に入れる
  6. ルーターの電源を入れ、約60秒待つ:ACアダプタをつなぐと、いったん正面のすべてのランプが黄緑と緑に点灯する。正常に動くまで約60秒かかる
  7. ランプを確認する:POWERランプが黄緑点灯、2.4GHzランプと5GHzランプ、WANランプが黄緑点灯または黄緑点滅していればSTEP1は完了
  8. スイッチを確かめる:右側面のRT/BR/CNVモード切替スイッチは、お買い上げ時のRT側のままにしておく

WANランプが消灯したまま黄緑点灯も黄緑点滅もしないときは、LANケーブルの接続状態と、ONU(または光電話対応ルーター)の電源を確認する、と公式にあります。なお、付属のLANケーブル(試供品)をなくしたときは、カテゴリ5e(CAT.5e)以上の市販ケーブルを使います。本体のLAN/WANポートは1000BASE-T(1000Mbps)での接続が推奨されています。

STEP2:Wi-Fiにつなぐ

スマートフォンやパソコンのWi-Fi設定で、ルーターのネットワーク名(SSID)を選び、暗号化キーを入力します。

項目 内容(公式マニュアルの記載)
ネットワーク名(SSID) お買い上げ時の名前は、本製品背面のラベルに書かれている
暗号化キー 半角英数字(0〜9、a〜f)の13桁。背面のラベルに書かれていて、アルファベットはすべて小文字
セカンダリSSID 訪問者に一時的に使わせるためのSSID。お買い上げ時は無効で、使うにはクイック設定Webで「使用する」に切り替える必要がある
つなぐ端末の台数 公式は10台以下を推奨

iPhoneの場合は、「設定」→「Wi-Fi」をオンにして一覧から本製品のSSIDをタップし、パスワード欄に暗号化キーを入力して「接続」をタップします。Androidの場合は、WPSプッシュボタンを使う方法が公式に載っています。端末側で「WPSプッシュボタン」をタップしたあと、ルーターの「らくらくスタートボタン」を約10秒長押しして、POWERランプが黄緑点滅したら離します。POWERランプが約10秒間赤点灯または赤点滅したときは失敗なので、SSIDと暗号化キーを手入力してください。

ゲーム機やプリンタの「らくらく無線スタート」にも対応していますが、一部の古い機種ではWEPを有効にする必要があり、公式は「WEPは第三者からの傍受や盗聴の危険性が高い」と注意しています。この記事では詳しい手順は扱いません。

STEP3:インターネットにつなぐ(らくらくネットスタートLite)

STEP2でWi-Fiにつないだスマートフォンやパソコンで、ブラウザを開きます。

  1. ブラウザ(Microsoft Edge、Internet Explorerなど)を起動する
  2. どこでもよいので、インターネットのページを開く(公式の例はドコモのホームページ)
  3. インターネットにつながっていないと、「らくらくネットスタートLite」が自動で起動する
  4. 「ユーザー名」に「admin」(半角小文字)、「パスワード」に管理者パスワードを入力する。お買い上げ時の管理者パスワードは、本体に貼られたラベルに書かれた数字6桁のパスワード(Web PW)
  5. PPPoE接続の設定が必要な回線では、接続ID・パスワードを入力する画面が自動で出る。プロバイダからの書類に書かれた接続ID・パスワードを入れる
  6. 最後に表示される画面の内容を読み、「OK」をクリックしてルーターを再起動する

事前に、プロバイダから郵送された書類など(接続IDとパスワードが書かれたもの)を用意しておくよう、公式に書かれています。自宅の回線の種類が詳しくわからなくても、らくらくネットスタートLiteが回線を自動で判別して動作モードを決める、とあります。

ONUではなく光電話対応ルーターにつなぐ場合は、光電話対応ルーター側で「PPPoEブリッジ機能」が有効になるよう設定する必要があります。ここは公式の注意書きにあります。

ランプの見かた(ACTIVEランプが接続の目安)

ルーターの正面にあるランプで、いまどこまで進んでいるかを判断できます。公式の取扱説明書の表から、設定中によく使う部分を抜き出しました。

ランプ 状態 意味
POWER 黄緑点灯 電源が入っている(起動完了)
POWER 赤点滅 初期化の準備状態。RESETスイッチを押しているときにも出る
POWER 橙点灯 ファームウェアの書き換え中など。電源を切らない
ACTIVE 黄緑点灯 インターネット通信が確立している
ACTIVE 黄緑の点滅 接続先の確認中。しばらく待つ
ACTIVE 橙点灯 ブリッジモードで動作している
ACTIVE 橙の点滅 IPv4 over IPv6通信が使える回線と判定された。電源の入れ直しで動作モードを変える
ACTIVE 消灯 接続が確立していない。初めての設定では、らくらくネットスタートLiteで設定する
WAN 黄緑点灯・点滅 ONU(または光電話対応ルーター)と正しくつながっている

ACTIVEランプが橙点滅になったときの対処は、公式で次のとおりです。ルーターからACアダプタのプラグを抜き、約10秒待ってから差し込み、約180秒待ちます。ACTIVEランプが黄緑点灯になったら、インターネット接続は完了です。クイック設定Webのトップページにある「再起動」ボタンからでも同じことができます。

設定を変えたいとき:クイック設定Web

SSIDや管理者パスワードなどを変えるときは、ブラウザで設定画面「クイック設定Web」を開きます。

状況 アドレス欄に入力するもの
ルータモード(お買い上げ時のRT側) http://dhr.tool/ または http://192.168.10.1/
ブリッジモード(ACTIVEランプが橙点灯) http://192.168.1.210/(開く前に準備が必要。下記)
子機・中継機モード http://192.168.1.245/(同上)

ログイン画面が出たら、ユーザー名は「admin」(半角小文字)、パスワードはラベルに書かれた6桁のWeb PWです(管理者パスワードを変えた場合は、変えたあとのもの)。公式は、この管理者パスワードを自分で変えることをすすめています。

ブリッジモードや子機・中継機モードでは、dhr.tool では開けません。公式の手順では、(1) 本製品の電源をいったん切る、(2) らくらくスタートボタンを押しながら電源を入れる、(3) OPTIONランプが緑点滅したらボタンを離す、(4) 上のアドレスを入力する、の順です。設定した内容は、画面で「設定」を押したあとルーターを再起動して初めて反映されます。

RT/BR/CNVスイッチ:ルーターとして使うか、ブリッジにするか

右側面のスイッチは、動作モードを切り替えます。

  • RT側(お買い上げ時):ルーターとして使う。迷ったらここ
  • BR側:ルーター機能を止めてブリッジモードにする。別のルーター(光電話対応ルーターなど)がすでにあり、本製品をWi-Fiの親機として使いたいときに使う
  • CNV側:子機または中継機として使う

BR側にする手順は、(1) ACアダプタを抜いて電源を切る、(2) スイッチをBR側にする、(3) 電源を入れる、で、POWERランプが黄緑点灯しACTIVEランプが橙点灯すれば設定完了です。ルーターモードに戻すときは、電源を切ってスイッチをRT側にしてから電源を入れ直します。ブリッジモードでらくらく無線スタートをするときは、ONUまたは光電話対応ルーターなど、DHCPサーバ機能を持った機器をつないだ状態で行うよう注意されています。

つながらないとき:公式の切り分けの順番

公式の取扱説明書は、症状を上から順に確かめるフローを載せています。

  1. POWERランプが黄緑点灯しない → 電源が切れていないか、ACアダプタが外れていないか、パソコンの電源に連動したコンセントにつないでいないかを確認する
  2. WANランプが黄緑点灯しない → ONU(または光電話対応ルーター)の電源が入っているか、WANポートのLANケーブルが奥まで刺さっているか、ケーブルの規格(カテゴリ5eストレート)が合っているかを確認する。切り分けとして、本製品のWANポートとLANポートをLANケーブルでつないでみて、WANランプが黄緑点灯すれば本製品は問題なく、ONU側の故障が考えられる。点灯しなければ本製品を初期化し、それでも直らなければ故障の可能性がある
  3. Wi-Fiにつながらない → 暗号化キーが本製品と子機で一致しているか、電波の届く範囲まで近づいているか、ファイアウォールやウイルス対策ソフトが通信を止めていないかを確認する
  4. パソコンにIPアドレスが付かない → パソコンの設定が「IPアドレスを自動的に取得する」になっているか確認し、ルーターより先にパソコンを起動していないか確かめる
  5. 設定画面が開かない → アドレスの入力を確かめる。ブリッジモードなら上の専用手順で開く

おうちネットプレスの記事は、つながらない原因として、機器の故障・設置場所・電波干渉・接続台数・設定の不備・通信障害をあげています。自分の設定を疑う前に、ドコモ光の障害情報も確かめてください。

初期化:管理者パスワードがわからないとき・最初からやり直したいとき

管理者パスワードがわからなくなったときや、うまく動かないときは、初期化して背面ラベルのWeb PWでログインし直すことが公式にすすめられています。初期化すると、今までの設定は消えます。クイック設定Webの「メンテナンス」で設定内容を保存しておけば、初期化後に復元できます。

RESETスイッチで初期化する場合

  1. POWERランプが黄緑点灯していることを確認する(電源を入れ直した直後は60秒ほど待つ)
  2. RESETスイッチを、電気を通さない細い棒(つまようじの先など)で押し続け、POWERランプが赤点滅したら離す(赤点滅になるまで約6秒。ならなければ別の素材でやり直す)
  3. ACアダプタを抜き、約10秒待ってから差し込む
  4. 正面のすべてのランプが黄緑と緑で一斉に点滅したあと、POWERランプが黄緑点灯したら初期化は完了

クイック設定Webで初期化する場合は、「詳細モード」に切り替えて、「メンテナンス」→「設定値の初期化&保存復元」→「初期化」の順に進み、確認画面で「OK」を押します。再起動が終わるまで、電源は切らないでください。

設定でお困りのとき:公式の問い合わせ先

かんたんセットアップマニュアルに載っている連絡先です。

  • ドコモ インフォメーションセンター(総合):ドコモの携帯電話から(局番なしの)151(無料)、一般電話から0120-800-000。9:00〜20:00、年中無休
  • 故障のお問い合わせ・修理のお申込み:ドコモの携帯電話から(局番なしの)113(無料)、一般電話から0120-800-000。24時間、年中無休
  • Atermアプリ・LANケーブル(試供品)に関する問い合わせ:Atermインフォメーションセンター 0570-550777(有料)

ただし、ファームウェアの提供と修理の受付が終了している製品なので、故障の場合にどこまで対応してもらえるかは、問い合わせて確認してください。

この記事で扱っていないこと

  • ドコモ光電話対応ルーター、レンタルの1ギガ・10ギガ無線LANルーターの機器ごとの設定画面(公式FAQで確認できたのは貸出の条件と料金まで)
  • NTTのホームゲートウェイの設定
  • 「ドコモ光ルーター 01」以外の型番(02、03など)の手順。手元にある型番の取扱説明書を見てください
  • スマートフォン・ゲーム機・プリンタごとのWi-Fi接続の細かい操作

まだドコモ光を契約していない方へ

ルーターの設定より先に、お住まいの住所でドコモ光が使えるか、どの窓口から申し込むかの確認が必要です。

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申込の条件は窓口ごとに決まっています。提供エリア外の住所は対象外になり、すでに契約した方の再申込も対象外になる場合があるため、申し込む前に窓口のページで条件を確かめてください。

公式の資料

この記事の内容は、2026年11月5日に確認した公式資料の記載に基づく整理で、筆者が実機を設定した体験ではありません。手順は2016年12月版のマニュアルを含み、画面の表示や案内はお手元の版で変わることがあります。最終的にはお使いの機器の取扱説明書を確認してください。


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この記事はYohei(通信系Web販売代理店で事業責任者9年・光回線比較サイト運営責任者3年の実務経験あり)が執筆しています。詳しいプロフィールはこちら