フレッツ光は店舗・個人事業主だといくら? 法人向けオフィスタイプの料金を東西まるごと実額公開

フレッツ光は店舗・個人事業主だといくら? 法人向けオフィスタイプの料金を東西まるごと実額公開 【光回線】フレッツ光

店舗にネット回線を引こうとしてフレッツ光を調べ始めると、なぜか自宅で使うときの料金表とは違う数字が並んだページに行き着きます。しかもそこには「オフィスタイプ」「クロスBiz」「ビジネスタイプ」と、聞き慣れない名前のメニューが3つも4つも並んでいる。結局うちの店はどれで、月いくらなのか。この記事はそこだけに答えます。

当サイトは通信各社の料金ページを定期的に読み直し、そこに実際に書かれている税込金額だけを記録しています。この記事に出てくる料金は、すべて2026年9月2日時点でNTT東日本・NTT西日本の料金ページに掲載されていた実額です。書かれていない項目は「書かれていない」とそのまま書きます。

飲食店・美容室・整体院・士業事務所など、自宅兼用ではない場所で商売をしている方、あるいはこれから開業する方に向けた内容です。


結論:まず押さえるべき3つの実額

戸建て(ファミリータイプ相当)で比べたときの、月額利用料はこの3つです。NTT東日本・NTT西日本とも同額です。

契約区分 月額利用料(税込) 出張修理の受付時間
個人向け フレッツ光ネクスト 5,940円
法人向け オフィスタイプ ライト 8,030円 7時〜22時
法人向け オフィスタイプ スタンダード 9,240円 24時間

この3つを引き算した「差額」は、あえて出しません。 NTT東日本・NTT西日本のどちらの料金ページにも差額としての記載は無く、当サイトが勝手に計算した数字を「フレッツ光の料金」として掲載するのは誠実ではないためです。3つの実額をそのまま見比べてください。

なお、いずれの金額にもプロバイダ料金は含まれていません。フレッツ光は回線とプロバイダが別契約で、月々の支払いは「この表の金額+プロバイダ料金+ブロードバンドユニバーサルサービス料」になります。ここは自宅で使う場合と同じ構造です。

💡 このセクションのポイント:法人向けが高い分の対価としてNTT側が明示しているのは、出張修理の受付時間です。24時間対応が9,240円、7時〜22時が8,030円。店の営業時間と、ネットが止まったときに何時間で困るかが判断軸になります。


なぜ「店舗・個人事業主」だと法人向けページに飛ばされるのか

これは検索していて一番不可解な部分だと思うので、事実だけ書きます。

NTT西日本には「店舗・個人事業主様向け」という入口が用意されていますが、そこで案内されるのは法人向けフレッツ光(フレッツ光クロスBiz/フレッツ光オフィスタイプ)です。同じページに個人向けメニューの案内はありません。

つまり「個人事業主だから個人向けメニュー」ではなく、NTT側の導線は最初から法人向けへ向いています。自宅用の5,940円の料金表を見て来店した人が、8,030円や9,240円のページに着地して混乱するのは、この導線設計が理由です。

⚠️ 「店舗・個人事業主向け」の入口にも、法人限定のオプションが混ざっている

ここは申込前に必ず確認してほしい点です。

NTT西日本の店舗・個人事業主向けページに掲載されている「ルーターおまかせプラン ベーシックタイプD」(月額3,630円・税込)には、「法人(営利、非営利、公的法人)に限らせていただきます」という注記が実在します。あわせて5年契約で、途中解約時には解約金が発生する旨も記載されています。

店舗・個人事業主向けと銘打たれた入口の中に、法人格を持たない個人事業主が対象外となりうるオプションが混ざっている、ということです。

そして肝心の「屋号で契約できるのか」については、同ページに明示的な記載がありませんでした。当サイトは記載の無いことを推測で埋めない方針なので、「屋号でも契約できます」とは書きません。申込窓口に対象可否を確認したうえで進めてください。

❌ よくある誤解:店舗・個人事業主向けページに載っているメニューは、全部個人事業主が申し込める
⭕ 正しい理解:同じページの中に法人限定オプションが混在しており、区分ごとに対象が違う


NTT東日本 法人向けフレッツ光ネクスト オフィスタイプ

戸建て(ファミリー)

プラン 月額利用料(税込)
スタンダード(24時間サポート) 9,240円
ライト(7時〜22時サポート) 8,030円

集合住宅(マンション)

テナントビルや集合住宅に入っている店舗は、同じ建物内の契約数でプランが変わります。

プラン スタンダード(税込) ライト(税込)
プラン2(16契約以上) 5,555円 5,445円
プラン1(8契約以上) 5,995円 5,885円
ミニ(4契約以上) 6,655円 6,545円

契約数が多い建物ほど安くなる仕組みなので、テナントビルに入る場合は戸建てタイプより下がる可能性があります。自分の物件がどのプランに該当するかは建物ごとの設備状況で決まるため、申込時の確認事項です。

10ギガを選ぶ場合:フレッツ光クロス オフィスタイプ

プラン 月額利用料(税込) クロス月額割 適用時(12ヶ月間)
スタンダード(24時間サポート) 9,350円 8,580円
ライト(7時〜22時サポート) 8,140円 7,370円

クロス月額割は新規申込で12ヶ月間770円の割引です。13ヶ月目以降は9,350円/8,140円に戻ります。 戸建て・集合住宅で金額は共通です。

複数台のPOSレジ、防犯カメラ、キャッシュレス決済端末、店内Wi-Fiを同時に動かす業態では検討価値がありますが、13ヶ月目で月額が上がることを織り込んで判断してください。


NTT西日本 法人向けフレッツ光ネクスト オフィスタイプ

戸建て(ファミリー)の月額は東日本と同額です。

プラン 月額利用料(税込)
24時間出張修理 9,240円
7時〜22時出張修理 8,030円

マンションタイプは各プラン5,610円〜7,150円。さらに「光はじめ割ネクスト」を適用した1・2年目は5,225円〜8,030円になります。

西日本の10ギガ:フレッツ光クロス オフィスタイプ

プラン 月額利用料(税込)
24時間出張修理 10,230円
7時〜22時出張修理 9,020円

光はじめ割クロス適用の1・2年目は6,270円〜7,480円です。東日本のクロス(9,350円/8,140円)とは金額体系が異なるので、他社の全国向け比較記事を読むときは東西どちらの数字か確認してください。


混同注意:もっと高い上位メニューが同じページに並んでいる

「店舗向けだから」と上位メニューを勧められることがありますが、性格がまったく違います。

メニュー 月額利用料(税込) 位置づけ
フレッツ光クロスBiz(NTT西日本) 20,735円 帯域確保10Mbps、故障復旧SLA99.99%対応
フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ(NTT西日本) 45,210円 帯域確保型の上位サービス(割引なしの金額)

個人事業主・店舗向けに一般的に案内されるのはオフィスタイプです。 ビジネスタイプは帯域確保型で、オフィスタイプとは別サービスです。飲食店や小売店の店内Wi-Fi・レジ用途で45,210円のメニューが必要になる場面は考えにくいので、見積書にこの金額が並んでいたら、なぜそれが必要なのかを必ず説明してもらってください。

(NTT東日本側のビジネスタイプ月額は、今回の調査時点では確認できていません。数字が取れていないものを推測で書くことはしません。)


初期費用:契約料と工事費

NTT東日本(法人向けオフィスタイプ)

  • 契約料:880円
  • 初期工事費:22,000円(Web申込時)
  • 分割払いの場合:初回3,300円 → 2〜23回目 779円/月 → 24回目 783円

NTT西日本(法人向けオフィスタイプ)

  • 契約料:880円
  • 工事費:23,100円。ただしNTT西日本のWebサイトから申し込んだ場合は22,000円

同じ回線でも申込ルートで工事費が1,100円変わります。開業準備で出ていく金額が多い時期なので、ここは押さえておく価値があります。

参考までに、NTT西日本の個人向けフレッツ光ネクストは契約料880円+標準工事費22,000円=22,880円、NTT西日本のWebサイト以外からの申込は23,980円と案内されています。


個人向けとの違いは「サポート」だと明示されている

法人向けオフィスタイプが個人向けより高いことの対価として、NTT側が料金ページ上で明示しているのは出張修理の受付時間(7時〜22時、または24時間)です。

これは業態によって価値がはっきり分かれます。

24時間サポート(9,240円)が向いている店
– 深夜・早朝に営業しているバー、居酒屋、24時間営業の店舗
– ネットが落ちるとキャッシュレス決済ごと止まり、その場で売上が消える業態
– 予約システム・POSがクラウド前提で、代替手段が無い店

7時〜22時サポート(8,030円)で足りる店
– 営業時間が日中に収まっており、閉店後に復旧すれば実害が出ない店
– スマホのテザリング等、短時間なら代替が効く運用ができている店

そもそも法人向けでなくてよい可能性がある人
– 自宅兼事務所で、業務利用の比重が高くない個人事業主
– ネットが半日止まっても売上に直結しない業態

最後の区分に当てはまる場合、5,940円の個人向けメニューで足りるのに法人向けを契約すると、使わないサポート条件に毎月お金を払い続けることになります。「個人事業主だから法人向け」ではありません。 止まったときにいくら損をするか、から逆算してください。


申込窓口とキャッシュバック:掲示額だけで選ばないでください

フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本以外に、取次を行う販売代理店の窓口からも申し込めます。代理店窓口を経由すると、NTT側の料金とは別にキャッシュバックが提示されることがあります。

2026年9月2日時点で、当サイトが提携している3つの窓口の掲示額を実際に確認しました。

窓口 掲示されているキャッシュバック
ntt-flets.com(株式会社Sales Lab) 最大79,000円
bb-fletsnavi.com(株式会社メディアサービス) 最大79,000円
hikari.organic(株式会社クラウドWiz) 最大70,000円

3社横並びで「79,000円」ではありません。 1社は9,000円低い70,000円を掲示しています。金額を揃えて書いたほうが記事は読みやすくなりますが、事実と違うので揃えません。

⚠️ ここが最重要:3窓口とも「確実にいくら受け取れるか」は掲示されていません

正直に書きます。上記3窓口すべてについて、キャッシュバックの内訳・受取手続きの方法・申請期限・減額条件は、いずれのページにも記載が見つかりませんでした。

  • hikari.organicに至っては、金額の掲示自体がバナー画像のみで、テキストとしての条件記載がありません
  • ntt-flets.comは「当サイトからフレッツ光を新規でお申込みの方全員対象」と書いていますが、その79,000円がどういう内訳で、いつまでに何をすれば満額になるのかは書かれていません

つまり、79,000円も70,000円も「最大」であって、あなたが受け取れる確実な金額ではありません。 これは各社を批判しているのではなく、掲示情報だけでは確実額が判断できないという事実の指摘です。当サイトが推測で「実質いくら」を計算して埋めることはしません。

キャッシュバックの取りこぼしを防ぐ、申込前の確認リスト

通信回線のキャッシュバックは、金額そのものより受け取れずに終わることのほうが実害が大きい領域です。条件が非開示である以上、申し込む前に窓口へ電話・メールで直接確認してください。確認すべきは次の5点です。

  1. 満額の条件 — 提示額が満額になるのはどのプラン・どのオプション同時申込のときか。オプションを外すといくらに減るのか
  2. 受取時期 — 開通から何ヶ月後の振込か。半年〜1年後に設定されている例は業界的に珍しくありません
  3. 申請方法と期限 — 申請が必要か、自動振込か。案内が届く手段(メールか郵送か)と、その申請期限は何日間か
  4. 案内メールの宛先 — 申込時に登録したアドレスに案内が届く場合、普段見ないアドレスを登録すると気づかないまま期限切れになります
  5. 振込前に解約・移転したらどうなるか — 店舗の場合、移転の可能性は自宅より高いはずです。振込前に解約すると再申請できないケースがあります

3を確認せずに申し込むと、「最大79,000円」に惹かれて契約したのに1円も受け取れなかった、という結末が普通に起こり得ます。確認は無料でできて、失うものは電話1本の時間だけです。

なお、代理店窓口の申込取次自体に手数料はかからず、初期工事費と毎月の利用料金はNTTから請求される形になります(ntt-flets.comの表記より)。

👉 提携窓口からフレッツ光の申込内容を確認する

※上記リンクは当サイトが提携している申込窓口の1つです。リンクを経由しても料金が変わることはありません。上の5点は、どの窓口から申し込む場合でも必ず確認してください。


よくある質問

Q. 個人事業主ですが、屋号で契約できますか?

A. 確認できていません。 NTT西日本の店舗・個人事業主向けページに、屋号契約の可否についての明示的な記載はありませんでした。ただし同ページ内の「ルーターおまかせプラン ベーシックタイプD」には「法人(営利、非営利、公的法人)に限らせていただきます」という注記が実在します。店舗・個人事業主向けの入口であっても法人限定のオプションが混ざっているため、申込前に対象可否を窓口へ確認してください。

Q. 自宅兼店舗です。個人向けの5,940円ではだめですか?

A. だめだと決まっているわけではありません。法人向けオフィスタイプで明示されている追加価値は出張修理の受付時間なので、ネットが止まったときの損失が小さい業態なら、個人向けメニューで足りる可能性があります。逆にキャッシュレス決済や予約システムが止まると即売上に響く店なら、サポート条件にお金を払う意味があります。

Q. マンション・テナントビルに入っています。安くなりますか?

A. 同じ建物内の契約数によります。NTT東日本の法人向けオフィスタイプなら、16契約以上のプラン2でスタンダード5,555円/ライト5,445円、8契約以上のプラン1で5,995円/5,885円、4契約以上のミニで6,655円/6,545円(すべて税込)。戸建てタイプ(9,240円/8,030円)より下がる可能性があります。ただし自分の物件がどのプランに該当するかは建物の設備状況次第なので、申込時に確認が必要です。

Q. 10ギガ(フレッツ光クロス)にすべきですか?

A. 東日本の法人向けオフィスタイプで、スタンダード9,350円/ライト8,140円。新規申込ならクロス月額割で12ヶ月間770円引きになり、8,580円/7,370円になります。ただし13ヶ月目以降は元の金額に戻ります。西日本は24時間出張修理10,230円/7時〜22時9,020円と金額体系が異なります。レジ・防犯カメラ・客用Wi-Fiを同時に動かす業態では検討価値がありますが、13ヶ月目の変動を織り込んでください。

Q. 見積もりに月45,210円と書かれていました。妥当ですか?

A. それはNTT西日本のフレッツ光ネクスト ビジネスタイプ(帯域確保型)の金額で、個人事業主・店舗向けに一般的に案内されるオフィスタイプとは別サービスです。なぜその上位サービスが必要なのか、説明を求めてください。

Q. 工事費はいくらですか?

A. NTT東日本の法人向けオフィスタイプは契約料880円+初期工事費22,000円(Web申込時)。分割なら初回3,300円、2〜23回目779円/月、24回目783円です。NTT西日本は契約料880円+工事費23,100円で、NTT西日本のWebサイトから申し込んだ場合は22,000円になります。


この記事について

  • 検証時点:2026年9月2日
  • 情報の出所:NTT東日本・NTT西日本の法人向けおよび個人向け料金ページ、および各申込窓口の掲載内容を直接確認したもの
  • 金額はすべて税込です
  • 記載が無い項目は「記載が無い」と書いています。キャッシュバックの確実額・屋号契約の可否・法人向けと個人向けの差額は、当サイトが推測で埋めることはしません
  • 本記事の申込リンクには広告(アフィリエイト)を含みます。リンクを経由しても読者の支払額が変わることはありません
  • 通信料金は改定されます。申込直前には必ず、申込先の最新の掲載内容をご自身でご確認ください

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