「SoftBank Airをやめたいけれど、違約金がいくら取られるのか分からない」——契約前でも契約後でも、ここが分からないと踏み出せませんよね。
このページを書いているのは、通信回線の申込窓口の条件を毎日確認して記録している当サイトの編集チームです。各社の案内ページに書かれている条件を一次資料として突き合わせ、書かれていないことは「書かれていない」とそのまま示す方針で運用しています。
先に結論をお伝えします。SoftBank Airで多くの人が実際に損をするのは、契約解除料そのものではありません。端末の分割払いに紐づく毎月の割引が止まることと、キャッシュバックの継続利用条件を満たせずに受け取り自体が消えることの2つです。金額の桁が違います。
この記事では、①契約解除料の正体、②解除料ゼロで解約できる3ヶ月間、③解除料より高くつく2つの出費、④他社から乗り換える人が違約金を肩代わりしてもらう方法、の順に整理します。
1. SoftBank Airの契約期間と契約解除料
まず土台になる契約条件です。これはサービス提供元であるソフトバンク株式会社のサポート情報に記載されている内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約プラン | 2年自動更新プラン |
| 契約期間 | 2年間(課金開始日を1ヶ月目として、24ヶ月目の末日まで) |
| 契約解除料 | 割引前の月額料金相当額 |
| 解除料が不要になる期間 | 契約満了月の当月・翌月・翌々月の計3ヶ月間 |
注目していただきたいのが、契約解除料の欄です。「割引前の月額料金相当額」という書き方で、円単位の固定金額は示されていません。 プランごとの金額の区別も記載されていません。
当サイトが申込窓口の料金ページで確認しているAir 4G/5G共通プランの割引前の月額基本料金は5,368円(税込)です。「割引前の月額料金相当額」がこれを指すと読むのが自然ではありますが、解除料の金額としてその額が明言されているわけではないため、当サイトとしては断定しません。実際に解約する際は、契約者ご自身のMy SoftBankで請求額をご確認ください。
もう一点、期間の例外があります。 契約成立日が2022年6月30日以前の場合は、この条件とは別扱いになり、My SoftBankでの個別確認が必要とされています。ここ数年のうちに申し込んだ方であれば該当しません。
なお、この契約期間・解除料の条件は、申込窓口となっている代理店(株式会社NEXT、株式会社エヌズカンパニー)のFAQページや料金ページには掲載されていません。窓口サイトだけを見て「契約期間の記載がない=縛りがない」と判断すると読み違えます。ここは注意してください。
2. 解除料がかからない「3ヶ月の窓」を逃さない
SoftBank Airは2年自動更新なので、放っておくと更新されてまた2年が始まります。解除料なしで解約できるのは、契約満了月とその翌月・翌々月の3ヶ月間だけです。
- 課金開始日を1ヶ月目として数える
- 24ヶ月目の末日が契約期間の区切り
- その満了月・翌月・翌々月に解約手続きを完了させれば解除料は不要
つまり「2年経ったから、そろそろ解約しよう」と何となく構えていると、この3ヶ月を過ぎて次の更新に入ってしまいます。課金開始日はMy SoftBankで確認できるので、契約したらその時点で満了月をカレンダーに入れてしまうのが確実です。
3. 【本題】解除料より高くつく出費①:端末の分割払いと「月月割」
ここからが、この記事で一番お伝えしたい部分です。
SoftBank Airの端末であるAirターミナル6は、現金販売価格(割賦販売価格)95,040円です。多くの方は分割で購入します。48回払いを選んだ場合の内訳は次のとおりです。
| 項目 | 金額・回数 |
|---|---|
| 端末価格(現金販売価格=割賦販売価格) | 95,040円 |
| 48回分割時の賦払金 | 月々1,980円 |
| 月月割(端末代の割引) | 月々1,980円 |
| 月月割の適用期間 | 2ヵ月目から49ヵ月目まで |
賦払金と月月割が同額なので、契約を続けている限り端末代は実質的に相殺されます。「端末代は実質0円」と紹介されるのはこの仕組みによるものです。
問題は、解約するとこの月月割が打ち切られる点です。端末の分割払いは残っているのに、それを打ち消していた割引だけが無くなります。結果として、解約後も月々1,980円の支払いが分割の残り回数分だけ続くことになります。
分割回数は12回・24回・36回・48回・60回から選べます。回数を長く取るほど月々の負担は軽くなりますが、その分「途中でやめたときに残る分割の回数」も増えます。 2年前後で見直す可能性があるなら、この点を織り込んで回数を選んでください。
契約解除料が「割引前の月額料金相当額」(1ヶ月分の水準)であることを考えると、金額のインパクトが大きいのは解除料ではなく、こちらの分割残債の方です。「違約金はいくら?」という問いだけを追いかけていると、この出費を見落とします。
4. 【本題】解除料より高くつく出費②:キャッシュバックの継続利用条件
もう一つ、解約と直結する条件があります。キャッシュバックです。
当サイト経由(株式会社NEXTの窓口)でSoftBank Airを申し込んだ場合、現金で最大50,000円のキャッシュバックが用意されています。ただし、この特典には「対象のサービスを課金開始月を含め8ヶ月以上継続して利用すること」という条件が付いています。
つまり、8ヶ月未満で解約すると、契約解除料の有無にかかわらずこの50,000円が丸ごと消えます。 前章の分割残債と合わせて考えれば、短期での解約がどれだけ不利かがはっきりします。「合わなかったらすぐやめればいい」という前提でSoftBank Airを選ぶと、いちばん高い買い物になります。
「最大50,000円」の中身についても、正直に内訳をお伝えします。この金額は誰でも満額受け取れるものではありません。
- 申し込み後に自動で届くSMSから、2日以内(SMS送付日を含む)に案内のURLで事前情報を登録しない場合 → 2,000円減額
- 「U-25/O-60向け SoftBank Air スマートライフ割」を適用した場合 → 8,000円減額
見出しに出ている50,000円は、これらの減額が一切なく、かつ8ヶ月以上の継続利用を満たした場合の上限額です。特に2つ目は要注意で、月額基本料金が2,090円×24ヵ月割引されるスマートライフ割(満25歳以下または満60歳以上が対象)を使うと、キャッシュバック側が8,000円削られます。どちらが得かはご自身の利用期間で変わるため、両方の条件を並べて比べてください。
このほかの対象条件も押さえておきましょう。
- Airターミナルの購入者限定の特典です(レンタルは対象外)
- 同一住所・同一名義で過去に申し込み履歴がある場合は対象外
- 有料オプションへの加入は不要
- 振込時期は「課金開始したら最短で翌月に現金でお振込」と案内されています
- キャンペーン期間は2026年2月2日~終了日未定
5. キャッシュバックを取りこぼさないためのチェックリスト
キャッシュバックが受け取れない原因の多くは、金額の条件ではなく手続きの期限切れです。解約とは別の話に見えますが、「もらえるはずのお金が消える」という意味では違約金と同じダメージになります。申し込み直後にやることを並べておきます。
- [ ] 申し込み後に届くSMSを絶対に見逃さない。 事前情報の登録期限は、SMS送付日を含めて2日以内です。土日や旅行中の申し込みだと、気づいたときには期限が過ぎています。期限を過ぎると2,000円減額されます
- [ ] SMSに記載のURLから、振込先口座の情報を入力する(この登録だけで完了します)
- [ ] 端末はレンタルではなく購入を選んでいるか確認する。レンタルだとキャッシュバック自体の対象外です
- [ ] 同一住所・同一名義での申し込み履歴がないか確認する(家族が過去に申し込んでいるケースに注意)
- [ ] 課金開始月を含めて8ヶ月はカレンダーに印を付けておく。この期間内に解約すると受け取れません
- [ ] スマートライフ割を使うかどうかを、申し込み前に決めておく(適用するとキャッシュバックが8,000円減額されます)
なお、もう一つの申込窓口である株式会社エヌズカンパニーでも、SoftBank Airの新規申し込みで50,000円のキャッシュバックが案内されています。振込時期は「課金開始月の翌月末を目処に進呈」で、申請は電話口での口座情報の伝達に加え、SMS専用フォームでの登録も選べます。
ただし比較の際は注意が必要です。エヌズカンパニーの案内ページには、上記のような減額条件・継続利用期間・受付期間の記載が見当たりません。 一見すると無条件に読めますが、「条件が無い」のか「ページに書かれていないだけ」なのかは、掲載内容だけでは判断できません。どちらの窓口が実際の受取額で有利かを当サイトが断定しないのは、この理由によるものです。申し込み前に窓口へ直接ご確認ください。
6. 他社からの乗り換えなら、その違約金は負担してもらえる
ここまでは「SoftBank Airをやめるときの費用」の話でした。逆に、いま使っている他社回線の違約金が気になってSoftBank Airに移れないという方は、「あんしん乗り換えキャンペーン」が使えます。提供主体はソフトバンク株式会社です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 還元上限 | 最大100,000円まで |
| モバイルWi-Fiルーターの接続機器残債 | 42,000円(税込)まで |
| 還元方法 | 普通為替の発送 |
| 実施期間 | 2016年1月15日(金)~終了日未定 |
対象になる費用は幅広く用意されています。回線の撤去費用・解約金、長期割引の解約金、電話撤去費用、工事費残債、他社モバイル回線の解約金、端末割賦残債(上限42,000円)、プロバイダ解約金、テレビ撤去費用、事業者変更承諾番号の発行手数料が挙げられています。
ただし、こちらにも継続利用の条件があります。特典の適用が確定するのは、課金開始月を1ヶ月目として6ヵ月目の末日時点で、次の4つをすべて満たしている場合です。
- 対象サービスを継続して利用中であること
- 利用料金の支払いに遅延がないこと
- 指定の支払い方法(携帯料金合算請求/クレジットカード/口座振替)の登録が完了していること
- 他社解約時の違約金が確認できる証明書を、指定の方法で提出済みであること
申し込み側の条件は、キャンペーン期間中に対象サービスへ新規申し込みし、申込日から180日以内に課金開始すること、対象サービスの申し込みと同時にこのキャンペーンにも申し込むこと、申込時点で他社サービスを利用中であることです。
4番の証明書提出を忘れると、他の条件をすべて満たしていても還元されません。 他社を解約したときの最終請求書や解約金の明細は、必ず保管しておいてください。
7. 初期費用と、契約前に押さえておく金額
解約の話と合わせて、入口の費用も整理しておきます。
- 契約事務手数料:4,950円(税込) — 株式会社NEXT、株式会社エヌズカンパニーの両窓口とも同額です
- 開通工事:不要 — 工事費の設定自体がありません
- エヌズカンパニー経由で申し込み、条件を満たした場合は「契約事務手数料割引キャンペーン」で1,100円割引されます(受付期間は2025年8月20日(水)~終了日未定)。ただし割引後の金額そのものは同社のページに明記されていません。 割引前の4,950円から1,100円を引いた額になりますが、当サイト側の計算であることを添えておきます
月額料金の側は次のとおりです。
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| Air 4G/5G共通プラン 月額基本料金 | 5,368円 |
| Airターミナル6 最大にねんサポートキャンペーン適用時(24ヵ月目まで) | 4,950円(418円割引) |
| 25ヵ月目以降 | 5,368円 |
25ヵ月目から月額が上がる点も、解約を検討するタイミングと重なります。 418円の割引は24ヵ月目までなので、2年経つと基本料金が5,368円に戻ります。ちょうど契約満了の3ヶ月の窓と重なる時期なので、この2つは同時に確認するのが効率的です。
なお、Airターミナル6の最大にねんサポートキャンペーン(418円×24ヵ月割引)と、U-25/O-60向けスマートライフ割(2,090円×24ヵ月割引)は併用できません。 どちらか一方です。
8. SoftBank Airが向く人・向かない人
ここまでの条件を踏まえると、判断の軸は「どれくらい使い続けるつもりか」に集約されます。
向いている人
- 2年以上、腰を据えて使う見込みがある(解除料・分割残債・キャッシュバックの8ヶ月条件のすべてを回避できます)
- 工事ができない住まいで、開通工事なしのインターネットが必要
- ソフトバンクのスマホを使っており、おうち割 光セットで1台あたり月額最大1,100円(対象プランにより550円)の割引を、最大10回線まで永年で受けられる
- 他社回線の違約金や端末残債が理由で乗り換えに踏み切れない(あんしん乗り換えキャンペーンの対象になります)
向いていない人
- 数ヶ月で解約する可能性がある。8ヶ月未満の解約でキャッシュバックが消え、分割残債も残るため、費用面で最も不利な使い方になります
- 端末をレンタルで済ませたい。キャッシュバックの対象外です
- 同一住所・同一名義での申し込み履歴がある。キャッシュバックの対象外です
よくある質問
Q. SoftBank Airの解約金は具体的にいくらですか?
サービス提供元のサポート情報では「割引前の月額料金相当額」と説明されており、円単位の固定金額は示されていません。プランによる金額の区別も記載がありません。当サイトが確認しているAir 4G/5G共通プランの割引前の月額基本料金は5,368円(税込)ですが、これが解除料の額として明言されているわけではないため、実際の金額はMy SoftBankでご確認ください。
Q. 違約金なしで解約できるのはいつですか?
契約満了月の当月・翌月・翌々月の計3ヶ月間です。契約期間は課金開始日を1ヶ月目として24ヶ月目の末日までなので、そこを起点に3ヶ月が猶予期間になります。
Q. 解約したら端末代はどうなりますか?
分割払いの残りは支払いが続きます。契約中は月月割(月々1,980円、2ヵ月目から49ヵ月目まで)が賦払金と同額で相殺していますが、解約するとこの割引が止まり、分割の残り回数分だけ支払いが残ります。Airターミナル6の現金販売価格(割賦販売価格)は95,040円、48回分割時の賦払金は月々1,980円です。
Q. 契約から8ヶ月経たずに解約すると、キャッシュバックはどうなりますか?
受け取れません。当サイト経由(株式会社NEXTの窓口)のキャッシュバックは「課金開始月を含め8ヶ月以上の継続利用」が条件です。契約解除料が不要な期間かどうかとは無関係に、この条件を満たさなければ特典自体が対象外になります。
Q. 2022年6月30日以前から契約しています。同じ条件ですか?
違います。契約成立日が2022年6月30日以前の場合は別条件とされており、My SoftBankでの個別確認が必要です。
Q. 他社の解約違約金は負担してもらえますか?
あんしん乗り換えキャンペーンで、最大100,000円まで還元されます(モバイルWi-Fiルーターの接続機器残債は42,000円まで)。ただし課金開始月を1ヶ月目として6ヵ月目の末日時点での継続利用、支払い遅延がないこと、指定の支払い方法の登録完了、そして他社解約時の違約金が確認できる証明書の提出がすべて必要です。
Q. 申し込み窓口はどこですか?
株式会社NEXT(ネクスト、代理店届出番号 C1900012、電話0120-687-135、年中無休10:00~21:00、WEBは24時間受付)と、株式会社エヌズカンパニー(代理店届出番号 25-1208-5704-012、電話0120-962-702、10:00~21:00・年中無休〈年末年始を除く〉)の2つの窓口を当サイトでは確認しています。
まとめ
SoftBank Airの解約で本当に効いてくるのは、次の3点です。
- 契約解除料は「割引前の月額料金相当額」で、円額の明示はない。金額としては1ヶ月分の水準で、契約満了月・翌月・翌々月の3ヶ月間なら不要
- 端末の分割残債。解約すると月々1,980円の月月割が止まり、分割の残り回数分の支払いだけが残る
- キャッシュバックの8ヶ月継続条件。8ヶ月未満の解約で、最大50,000円の特典が丸ごと消える
「違約金がいくらか」だけを調べて安心してしまうと、2番と3番を見落とします。逆に、2年以上使う前提が立つ方であれば、これらはすべて回避できる条件です。ご自身の利用期間の見通しと照らして判断してください。
この記事について
- 記載の料金・条件は、いずれも税込表記です(各窓口サイトの「表示価格は特に断りがない限り税込です」の記載に基づきます)
- 契約期間・契約解除料の情報は2026年8月30日、その他のキャンペーン・料金情報は2026年8月29日に各窓口の掲載内容を確認したものです。通信サービスの条件は変更されることがあるため、申し込み前に最新の内容をご確認ください
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