FreeMax+5Gはエリア・電波が不安でも申し込める?「15日間お試し」「8日返品」「翌月解約」の条件を全部並べました

「自宅の場所でちゃんとつながるのか分からない」——WiMAX+5G系のサービスを検討している人が、最後まで踏み切れない理由はほぼこれ一つです。

FreeMax+5Gは、端末代金0円・契約期間の縛りなし・解約金0円という契約条件で、レンタル形式のWiMAX+5Gを提供しているサービスです。つまり「合わなければ抜けられる」ことを前面に出した設計になっています。

ただし、その抜け方には3つのまったく別の制度があり、それぞれ期限もデータ通信量の上限も戻ってくる金額も違います。ここを混同したまま契約すると、「返ってくるはずだったお金が返ってこない」という一番痛い形で損をします。

この記事では、電波が不安なまま申し込む人が知っておくべき「出口の条件」だけを、確認できた事実に絞って全部並べます。

先にお断りしておきます。 この記事は、対応エリアマップの範囲や実測速度についてはお答えできません。理由は最後の「この記事で答えられなかったこと」に正直に書きました。答えられるのは「エリアが確定できないまま契約した場合、どういう条件で、いつまでに、いくら戻るのか」です。


結論:エリアが不安な人の「出口」は3つ、条件は全部違う

出口 期限 戻ってくるお金 データ通信量の上限
①15日間お試し利用 15日以内に返却 初期費用を除く、月額料金+安心補償オプション料金 15GBを超えると対象外
②対応エリア外による解約 商品到着から8日以内に返却 初期費用を除いた金額 5GB以上利用すると適用外
③通常の解約 毎月15日が締切 返金なし(ただし解約金0円) 上限なし

同じ「返せる」でも、①は15GB、②は5GBと上限がまったく違います。この2つは別々の制度で、どちらが優先されるかの説明はサイト上にありません。安全側に倒すなら、返す可能性があるうちは通信量5GBを超えない——これが実務上の唯一の正解です。


①「15日間無料お試し」は、完全無料ではありません

FreeMax+5Gのサイトはタイトル自体が「15日間無料お試しOK!」となっており、これが最大の訴求です。ただし返金の中身を確認すると、無料になるのは全額ではありません

返ってくるお金/返ってこないお金

  • 返ってくる:月額料金(4,800円・税込)+安心補償オプション料金
  • 返ってこない:初期費用 3,300円(税込)

サイト上の表現は「15日以内のご返却で初期費用を除く、月額料金+安心補償オプション料金をご登録のクレジットカードへ返金処理いたします」です。つまり最低でも3,300円は自己負担になります。加えて、返却にかかる送料も利用者の負担です。

「無料お試し」という言葉から想像する金額と実際が食い違うポイントなので、ここは正直に把握しておいてください。電波を試すための実費は、おおよそ3,300円+返送料と考えるのが正確です。

適用されない3つの条件

  1. 同一世帯において、初めての利用である場合に限る(過去に家族の誰かが使っていた場合は対象外)
  2. お試し利用期間中のデータ通信量が15GBを超過した場合は返金対象外
  3. 期限は15日。返却が遅れれば当然対象から外れます

2番目が特に危険です。5G対応のホームルーターを自宅に置けば、動画視聴や端末のバックアップだけで15GBは数日で到達します。「電波の強さを確かめる」目的なら、速度測定と普段使うサイト・アプリの動作確認に留め、大容量の通信は返却判断が終わってからにしてください。

なお、この15日間お試しについては、利用規約側に該当する条項が存在しません(2026年8月30日時点で確認)。規約に定められているのは第十六条第2項の初期契約解除で、こちらは「当社の出荷連絡の通知を受領した日から起算して8日を経過するまでの間」です。15日という日数を裏付ける規約条項は、サイト内で見つけられませんでした。キャンペーンとして規約を上回る特約なのか別制度なのかの説明はページ上にないため、この記事でも推測はしていません。期限が近づいたら、15日ではなく8日を基準に動くほうが安全です。


②「対応エリア外による解約」は、8日・5GBのまったく別ルール

エリア・電波の話で本来もっとも直球なのがこの制度です。特定商取引法に基づく表示の「返品・交換について」に記載があります。

条件(すべて満たす必要があります)

  • 商品到着から8日以内に返却すること
  • 返金されるのは初期費用を除いた金額
  • 郵送費・振込手数料は利用者負担
  • 故障・液晶割れ・水没・SIMの破損紛失・ACアダプターの破損紛失は適用外
  • 通信量5GB以上を利用した場合は適用外

「エリア外だった」という理由での救済制度でありながら、5GB使った時点で権利が消えます。①の15日間お試しの15GBと数字が近いため取り違えやすいのですが、別制度・別条件です。混同した結果として想定される最悪のケースは、「15GBまで大丈夫だと思って10GB使い、エリア外解約の権利を失い、しかも8日を過ぎていて①も使えない」という状態です。

実務上の安全ライン

期限とデータ量の両方で、厳しいほうに合わせるのが唯一の防衛策です。

  • 期限:到着から8日以内に判断する(15日ではなく8日で動く)
  • 通信量:5GB未満に抑える(15GBではなく5GBを上限とみなす)

この2つを守っておけば、①②どちらの制度も選択肢として残ります。


③ 電波が悪くて普通に解約する場合:締切は毎月15日

お試し期間も返品期限も過ぎてしまった場合、通常解約になります。FreeMax+5Gは契約期間の縛りなし・解約金0円なので、違約金の心配はありません。ただし手続きには明確な締切があります。

  • 解約は必ずマイページから手続き(電話・メールでの解約は不可)
  • 締切日は毎月15日
  • 16日以降の解約申請は「翌月末での解約」になる

つまり16日に申請すると、当月分に加えて翌月分の月額4,800円も発生します。電波に不満があると気づいた時点で、まず今日が何日かを確認してください。 15日を1日過ぎただけで、負担が4,800円変わります。

返却遅延にも料金がかかります

解約後、端末の返却が遅れた場合、解約月の翌月1日午前中までの消印で返却・発送されなかったとき、1日につき2,200円(税込)の延滞料金が発生します。返却は「解約したら早めに」ではなく、期限が決まっている手続きとして扱ってください。

返却物はプランによって異なります。

  • モバイルルーター契約者:本体のみ
  • ホームルーター契約者:本体+専用ACアダプター

返金・返品の取りこぼし防止チェックリスト

金額の大きさよりも、こうした手続き上の落とし穴のほうが実際の損失につながります。申し込む前に一度目を通しておいてください。

  • [ ] 初期費用3,300円は、どの制度を使っても戻ってこない。「無料お試し」でも自己負担が発生する
  • [ ] 返送料・振込手数料は利用者負担。返金額はその分目減りする
  • [ ] 通信量は5GB未満に抑える。5GBでエリア外解約、15GBでお試し返金の権利を失う
  • [ ] 期限は8日で動く。15日間お試しを裏付ける規約条項が確認できないため、規約に明記された8日を基準にするのが安全
  • [ ] 同一世帯で過去に利用歴があると、お試しの返金対象外
  • [ ] 通常解約の締切は毎月15日。16日以降は翌月末解約になり、月額4,800円が余分にかかる
  • [ ] 解約手続きはマイページのみ。電話・メールでは受け付けられない
  • [ ] 返却遅延は1日2,200円。解約月の翌月1日午前中までの消印が必要
  • [ ] 支払いはクレジットカード決済のみ。契約者とカード名義人が異なるカードは利用できない
  • [ ] 端末を壊すと返金どころではない(次のセクション参照)

電波が弱い場所で「料金が増える」ポイント:プラスエリアモード

FreeMax+5Gにはプラスエリアモードがあり、使用した場合はいかなる理由においても別途1,100円(税込)が必要になると、特定商取引法に基づく表示の「商品代金以外に必要な料金」に明記されています。

電波が弱い場所で通信を安定させようとしてこのモードを使うと、月額4,800円とは別に1,100円が上乗せされる、という構造です。「つながらないから設定を変えてみる」という自然な行動が、そのまま追加請求につながる箇所なので、試用期間中に触る場合は意識しておいてください。

なお、このモードの技術的な仕組みや、どの程度カバー範囲が広がるのかについては、サービス提供元のサイト内で説明を確認できませんでした。この記事では料金が発生するという事実のみをお伝えします。


端末を壊すと、返金の話ではなくなります

FreeMax+5Gの端末はレンタルです。試用中の破損・紛失は、返金の可否以前に損害金の問題になります。負担額は安心補償オプションの加入区分で3段階に分かれ、利用規約の別紙1-3にも明記されています。

加入区分 月額(税込) 端末本体の損害金(税込)
安心補償フリー 550円 0円
安心補償ライト 275円 13,860円 ※紛失/盗難時
未加入 0円 27,720円

安心補償ライトは破損・故障・水没については全額補償で、自己負担が発生するのは紛失・盗難のケースです。未加入の場合は、あらゆるトラブルで27,720円の負担となります。

また、盗難・紛失時に警察への届出がない場合、または故障・液晶割れ・水没時に端末の返却が確認できない場合は、安心補償オプションの加入の有無にかかわらず損害金27,720円を負担する、と特定商取引法に基づく表示に記載されています。オプションに入っていれば無条件に守られるわけではない点に注意してください。

エリア確認のために短期間だけ使うつもりであっても、返却前提のレンタル端末を持ち歩くことになります。モバイルプランで外に持ち出して試す予定なら、月額275円のライトでもリスクの差は13,860円分あります。

対応端末とACアダプター

  • ホームルーター:Speed Wi-Fi HOME 5G L13(専用ACアダプターが付属)
  • モバイルルーター:Speed Wi-Fi DOCK 5G 01(ACアダプターは付属しません)

モバイルルーターにACアダプターが必要な場合は、注文画面でType-Cケーブル一体型充電器を1,540円(税込・買いきり)で購入できます。試用のつもりでモバイルプランを選ぶと、この1,540円も戻らない実費として上乗せされる可能性があります。


申し込む前に押さえておく基本の料金

エリア判断に直接関わらない部分ですが、返金額の計算に必要なので並べておきます(すべて税込)。

項目 金額
月額料金 4,800円
初期費用 3,300円
端末代金 0円
契約期間 縛りなし
解約金 0円
安心補償フリー 550円/月
安心補償ライト 275円/月
プラスエリアモード 使用時1,100円

注記: サイト内の一部ページでは月額4,950円と表示されていますが、実際の申込フロー・商品一覧・商品詳細・利用規約の別紙1-1/1-2はいずれも4,800円です。本記事は、実際に課金される導線と契約条件を定める利用規約が一致する4,800円を採用しています(2026年8月30日確認時点)。料金改定の告知そのものは掲出されているものの、改定日・改定後の正式金額・新規契約と既存契約のどちらに適用されるのかは、いずれも確認できていません。申込画面で表示される金額は、決済前にご自身で必ずご確認ください。

また、セット割・複数回線割・光回線とのセット割引にあたる案内は、サイト内のどのページにも確認できませんでした(2026年8月30日時点、トップページ・ショップ・商品一覧・商品詳細・注文フロー・見積フォーム・法人ページ・利用規約の9経路を確認)。継続的に月額が下がる仕組みは見当たらず、割引にあたるのは15日間お試し利用のみです。

届くまでの日数も、8日ルールに影響します

返品期限は「商品到着から」起算なので、いつ届くかは重要です。

  • 平日14時までに注文完了:即日発送
  • 14時以降:翌営業日発送
  • 土日祝の注文分:翌営業日発送
  • 北海道・九州・沖縄・一部離島は3〜10日程度かかる場合あり

遠方の場合、到着そのものに時間がかかります。届いた日を必ず記録しておいてください。


法人で導入を検討している場合

法人向けにも同じ条件(初期費用3,300円・端末代金0円・発送料0円・解約金0円・月額4,800円・契約期間の縛りなし)で提供されており、2台目以降は初期費用もかかりません。複数拠点で電波状況を試したい場合、2台目からは3,300円の負担が発生しない計算になります。

  • 契約書の取り交わしは不要(利用規約への同意は必要)
  • 支払い方法:クレジット払い・請求書払い
  • インボイス制度に対応
  • 法人窓口:03-5809-8345(平日11:00〜18:00)

この記事で答えられなかったこと

読者に不利益が出ないよう、確認できなかったことも正直に書きます。

  • 対応エリアマップ・エリア判定の方法:サービス提供元のサイト内で、住所単位でエリアを判定できるページを確認できませんでした
  • 実測速度・電波の強さ:速度の実測値に関する情報は取得できていません。この記事の数値はすべて料金・契約条件に関するものです
  • プラスエリアモードの技術的な仕様:料金が1,100円かかること以外は確認できていません
  • 料金改定の内容:改定日・改定後の正式金額・適用対象は不明のままです

エリアそのものの判定については、この記事では代わりに「判定できないまま契約した場合の抜け方」を条件の細目まで揃えるという形でお答えしました。


よくある質問

Q. 15日間お試しなら、完全に無料で電波を試せますか?
いいえ。返金対象は初期費用を除く月額料金+安心補償オプション料金です。初期費用3,300円と返送料は自己負担になります。

Q. 15GBまでなら使っても返金されますか?
15日間お試しの返金については15GBが上限ですが、「対応エリア外による解約」は5GB以上使うと適用外になります。両方の選択肢を残したい場合は5GB未満に抑えてください。

Q. 電波が悪かったので解約したい。いつまでに手続きすればいいですか?
通常解約の締切は毎月15日です。16日以降の申請は翌月末での解約となり、翌月分の月額4,800円が発生します。手続きはマイページからのみで、電話・メールでは受け付けられません。

Q. 家族が以前使っていた場合もお試しできますか?
15日間お試しの返金は「同一世帯において、初めての利用である場合に限る」と明記されています。世帯内に利用歴がある場合、返金の対象外となります。

Q. 解約後、端末はいつまでに返せばいいですか?
解約月の翌月1日午前中までの消印での返却・発送が必要です。遅れると1日につき2,200円の延滞料金がかかります。

Q. 支払い方法は選べますか?
個人契約はクレジットカード決済です。契約者とカード名義人が異なるカードは利用できません。法人はクレジット払いのほか請求書払いにも対応しています。


まとめ

FreeMax+5Gは、契約期間の縛りなし・解約金0円・端末代金0円という条件のため、「エリアが不安だがとりあえず試したい」という使い方と相性のいいサービスです。ただし抜け道が3つあり、それぞれ期限もデータ通信量の上限も違うという落とし穴があります。

覚えておくべきことは実質2つだけです。

  1. 8日以内に判断する(15日ではなく、規約に明記された8日を基準にする)
  2. 通信量は5GB未満に抑える(15GBではなく、より厳しい5GBを上限とみなす)

この2つを守っていれば、どの制度を使うにせよ選択肢が残ります。そして、どの制度を使っても初期費用3,300円と返送料は戻らない——これが電波を実地で確かめるための実費です。


検証時点について

  • 料金・キャンペーン・契約条件(月額料金、初期費用、安心補償オプション、15日間お試し、利用規約、セット割の有無、法人プラン、対応端末):2026年8月30日にサービス提供元サイトで確認
  • 特定商取引法に基づく表示に由来する内容(プラスエリアモード1,100円、返却遅延2,200円、対応エリア外による解約、解約締切、支払い方法、発送日数、損害金27,720円):2026年8月20日に確認した内容にもとづきます。それ以降の変更の有無は確認できていません
  • 販売業者:株式会社ニッチカンパニー(消費者向け問い合わせ 050-8882-6268/平日11:00〜17:00、support@free-max.com)

料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。申込前には必ず、申込画面に表示される金額と条件をご自身でご確認ください。


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