「審査なしで契約できるWi-Fi」として知られる誰でもWi-Fi。契約のハードルが低い一方で、やめるときのハードルは決して低くありません。
このページでは、誰でもWi-Fiを解約するときに実際にいくら請求されるのか(いわゆる解約金・違約金)を、解約事務手数料だけでなく、端末返却・支払い遅延といった「解約金の欄には書かれていない出費」まで含めて整理します。契約を検討している方は申し込む前に、すでに契約中の方は解約ボタンを押す前に確認してください。
先に答えを書くと、誰でもWi-Fiの解約で払う額は、契約0〜12ヶ月目なら20,900円、13〜24ヶ月目なら15,400円、更新月の25ヶ月目は0円です。これとは別に、端末が解約後2週間以内に会社へ届かないと25,000円がかかります。手続きは公式サイトの解約フォームから行い、解約日は手続きが完了した月の末日です。
結論: 解約タイミングで請求額は3段階に変わる
誰でもWi-Fiの契約期間は24ヶ月間です。この期間中に解約すると、経過月数に応じた解約事務手数料が発生します。
| 解約する時期 | 解約事務手数料(税込) |
|---|---|
| 契約から0〜12ヶ月目 | 20,900円 |
| 13〜24ヶ月目 | 15,400円 |
| 25ヶ月目(更新月) | 無料 |
上の表の最大額「20,900円」は、契約から1年以内に解約した場合の金額です。1年を超えれば15,400円に下がり、更新月である25ヶ月目に解約すればゼロ円になります。
つまり、無料で解約できるのは24ヶ月の契約期間が終わった直後の1ヶ月だけ。ここを逃すと、次の更新月まで待つか、15,400〜20,900円を払って抜けるかの二択になります。
💡 このセクションのポイント
「更新月」は契約から25ヶ月目。1ヶ月しかないので、契約した月をメモしておかないと確実に取り逃します。
解約の手続き: どこに連絡し、何をいつまでに返すか
誰でもWi-Fiの解約は、公式サイトの解約フォームから申し込みます(2026年10月24日に、公式の解約フォーム、よくある質問、重要事項説明書、サービス契約約款で確認した内容です)。
- 解約フォーム: 公式サイトの「サポート・問い合わせ」ページにある「解約のお申し込み」から入ります。入力するのは、お名前(漢字とカタカナ)、電話番号、メールアドレス、住所、解約理由(料金に不満・速度に不満・あまり利用しない・他サービスに乗り換えの4択)です。フォームには「専門のスタッフよりメールにてご案内いたします」とあり、送信後の手順はメールで届きます。
- 電話: フォームのページの上部に、0120-599-241(通話無料、受付時間11:00〜20:00、年末年始を除く)の表示があります。ただし、解約をこの電話で受け付けるという記載は、調べた公式ページでは確認できませんでした。電話で解約できるかは、フォームを送る前にこの番号で聞いてください。
- 解約日: 約款第8条に、解約手続きが完了した月の末日が契約の終了時点と書かれています。月の途中で手続きが終わっても、その月の末日までは契約が続きます。何日までに手続きが完了すれば当月末になるかという締め日は、公式では確認できませんでした。月末に近い日に申し込むときは、フォーム送信後のメールで手続き完了の日付を確認してください。
- 端末の返却先: 〒110-0005 東京都台東区上野1-11-9 イマスサニービル7階です(よくある質問)。解約後2週間以内に到着しないと25,000円がかかります。端末返却支援金を受け取りたい人は、解約日までに端末が会社に到着する必要があります。
- オプション料: プラスエリアモードのオプション料1,500円は、月の途中の解約でも日割りになりません(重要事項説明書)。
- 更新月に解約しなかった場合: 契約期間の24ヶ月が終わったあと、更新月に解約しないと料金プランは自動更新され、更新月を1ヶ月目として新しい契約期間が始まります(重要事項説明書)。
解約日が月末で、端末は解約後2週間以内に到着、返却支援金は解約日までに到着が条件なので、解約を申し込んだらすぐ端末を発送する順番が安全です。
端末返却支援金: 額・条件・受け取り方
公式の「Wi-Fi端末返却支援金制度 利用規約」(2026年9月23日制定、2026年10月24日確認)に書かれている内容です。
- 額: 最大5,000円です。機種ごとの上限は、Speed Wi-Fi 5G X12が3,000円、Speed Wi-Fi HOME 5G L12が3,500円で、その他の端末は会社が個別に案内した金額(最大5,000円)です。上限は支払いの保証ではなく、査定で減額または0円になることがあります。
- 条件: 解約日までにレンタル端末が会社へ到着していること(発送日でなく受領日が基準)、端末が正常に動作し著しい汚れや破損がないこと、会社への未払い債務(解約金を除く)がないことです。解約日を過ぎて届くと対象外です。
- 解約金との関係: 解約金が発生する場合、返却支援金は解約金の全部または一部に優先して充当されます。充当しても残る解約金は自分で支払います。解約金が支援金より少ない、または支払い済みの場合は、差額が本人名義の銀行口座へ振り込まれます(送金手数料は差し引き、本人確認書類の提出が必要)。
- 返却義務: 支援金が0円になっても、端末を返す義務はなくなりません。
解約事務手数料だけで終わらない。請求されうる4つの費用
解約金を調べている人が見落としがちなのが、解約事務手数料とは別枠で発生する請求です。誰でもWi-Fiには以下の4つがあります。
① 端末を返さないと25,000円
誰でもWi-Fiの端末はレンタル品で、解約時の返却が必須です。解約後2週間以内に端末が到着しなかった場合、25,000円が別途請求されます。
解約事務手数料20,900円より高い金額です。「解約の連絡はしたが、端末は押し入れに入れたまま」という状態が2週間続くと、解約金より重い請求が上乗せされることになります。
❌ よくある誤解: 解約手続きが終われば支払いは完了する
⭕ 正しい理解: 解約の連絡と端末の到着はセット。到着が2週間を過ぎると25,000円
② 支払い遅延からの強制解約は20,000円
月額料金の未払いによって強制解約になった場合、強制解約違約料20,000円が発生します。これは上記の解約事務手数料とは別の名目の費用です。
誰でもWi-Fiの支払い方法は銀行引き落としのみで、しかも翌月分を前月27日に前払いする仕組みです(12月の利用分は11月27日に引き落とし)。クレジットカード払いのように後から調整が効かず、口座残高が不足するとそのまま引き落とし失敗になります。
③ 督促手数料550円
支払いが滞って督促が発生した場合、督促手数料550円(税込)が契約約款に定められています(第20条・第28条)。
④ 返金手数料1,500円
払いすぎた料金などの返金を受ける際、返金手数料1,500円が差し引かれる旨が約款(第30条)に定められています。
💡 このセクションのポイント
解約金の「相場」を他社と比べるときは、20,900円という数字だけでなく、端末未返却25,000円という上乗せリスクまで含めて考えたほうが実態に近づきます。
注意: 解約金の金額はFAQ側にしか書かれていない
誰でもWi-Fiの契約約款(第17条)には「最低利用期間中の解除は契約解除料の支払いを要する」という趣旨の記載があるだけで、具体的な金額は書かれていません。20,900円・15,400円という金額を確認できるのは、サービス提供元サイトのFAQページです。
契約書類だけを読んで「いくらかかるのか分からなかった」という状態になりやすい構造なので、申し込み前にFAQ側まで目を通しておくことをおすすめします。
そもそも、なぜ解約金がこれだけ重いのか
誰でもWi-Fiは「日本初の無審査で使える無制限Wi-Fi」と打ち出しており、必要なものは、顔写真付きの身分証明書・通帳またはキャッシュカード・携帯端末、審査なしで契約できることを最大の特徴にしています。
一般的な通信契約では、審査によって支払い能力を事前に確認します。その工程を省く代わりに、契約期間の縛りと解約金で回収リスクを抑える設計になっている、と読むのが自然です。実際、24ヶ月の契約期間と最大20,900円という水準に対して、同じUQ WiMAX回線を使うBIGLOBE WiMAX +5GとGMOとくとくBB WiMAXは、どちらも契約期間の縛りがありません(GMOとくとくBB WiMAXは解約違約金0円ですが、端末代の残債は解約時に一括請求されます)。
- 回線はクラウドSIMではなくUQ WiMAX回線(5G対応)
- データ通信は無制限。ただしプラスエリアモード(月額1,500円のオプション)は30GBまで(公式FAQは月間30GB、重要事項説明書は15GBと書かれています。重要事項説明書は令和5年6月1日現在の版で、どちらが現行かは公式に明記がありません。使うなら少ない方の15GBを目安にしてください)
- データ通信専用で、通話には使えない
サービスとして特殊なのは「審査の有無」であって、通信の中身は一般的なWiMAXです。審査に不安がない人が、あえてこの解約条件を選ぶ理由は薄いというのが正直なところです。逆に、他社の審査が通らずに通信手段を確保する必要がある人にとっては、この条件を承知したうえでの選択肢になります。
契約中の月額と初期費用も確認しておく
解約金の判断材料として、毎月の負担も並べておきます。誰でもWi-Fiには初期費用の異なる2つのプランがあり、同社SIM「だれでもモバイル」の契約状況で月額が3段階に変わります(いずれも税込)。
手数料ありプラン(契約事務手数料10,000円)
| だれでもモバイルの契約状況 | 月額料金 |
|---|---|
| 3GB以上のプランを契約 | 5,480円 |
| 1GBプランを契約 | 5,980円 |
| 未契約 | 6,980円 |
手数料なしプラン(契約事務手数料0円)
| だれでもモバイルの契約状況 | 月額料金 |
|---|---|
| 3GB以上のプランを契約 | 6,480円 |
| 1GBプランを契約 | 6,980円 |
| 未契約 | 7,980円 |
「手数料なしプラン」は、公式の重要事項説明書で事務手数料0円です(公式のプランページには「契約事務手数料は一律3,300円」の記載も残っているため、申込前にプランページと重要事項説明書の両方を確認してください)。初期費用が10,000円から0円に下がる代わりに、月額が1,000円高くなる、という関係です。
また、月額を下げる3段階の割引は、同社SIM「だれでもモバイル」を契約していることが条件です(手数料ありプランの場合、未契約6,980円→1GBプラン契約5,980円→3GBプラン以上5,480円)。SIM側の月額が別途かかるため、Wi-Fi単体の月額だけで安いと判断しないでください。
なお、誰でもWi-Fi側には特典・キャンペーンの記載はありません。同社SIM側には事務手数料に関する特典がありますが、これはSIM(携帯回線)側の話で、誰でもWi-Fiの事務手数料が無料になるものではありません。なお、公式の案内ページ(LP)には、サービスが利用可能となった日または契約書面を受領した日のいずれか遅い日から8日を経過するまで、書面で契約を解除できる初期契約解除制度の記載があります(個人名義のみ。事務手数料は返却されず、利用した期間の利用料と返却時の送料は請求されます。解約金を説明するFAQのページには記載がありません)。
解約で損をしないためのチェックリスト
キャッシュバックのような分かりやすい特典がないサービスだからこそ、取りこぼしは「余計な支払い」の形で現れます。以下は解約前に必ず確認してください。
- 契約した月を確認する — 更新月は25ヶ月目の1ヶ月だけ。ここを外すと15,400円以上かかります
- 解約の連絡と同時に端末を発送する — 2週間以内に到着しないと25,000円。連絡だけ先に済ませて満足しないこと
- 返送の控えを残す — 到着日が基準なので、いつ発送したかを自分側で証明できる状態にしておく
- 解約月まで口座残高を維持する — 前月27日に翌月分が前払いで引き落とされます。「今月で解約だから」と残高を空にすると引き落とし失敗のリスク
- プラスエリアモードを使っていないか確認する — 端末側で設定して使うと月額1,500円が自動的に加算されます。最終請求に含まれていないか確認を
💡 このセクションのポイント
誰でもWi-Fiで一番お金が飛びやすいのは、解約金そのものより「端末の返送を後回しにすること」です。
解約したあとの回線: 同じUQ WiMAX回線で、縛りのないWiMAX
誰でもWi-Fiをやめても通信手段は要る人は、解約の前に次の回線を決めておくと、ネットが使えない期間を作らずに済みます。誰でもWi-Fiと同じUQ WiMAX回線を使うWiMAXで、契約期間の縛りがなく、当サイトの価格データで確認できる2つを並べます(2026年10月確認、税込)。
| サービス | 月額 | 初期費用 | キャッシュバック | 縛り・解約金 | 当サイトの実質月額 |
|---|---|---|---|---|---|
| BIGLOBE WiMAX +5G | 24ヶ月間は3,608円(通常5,258円から1,650円値引き) | 契約事務手数料3,300円 | 11,500円(クーポンコード入力・ルーター同時申込限定) | 契約期間の縛りなし | 3,266円 |
| GMOとくとくBB WiMAX | 端末発送月1,375円、1ヶ月目以降5,566円 | 契約事務手数料3,300円 | 全員対象・条件なしで14,000円 | 縛りなし、解約違約金0円。端末代33,264円は36回分割で、途中で解約すると残債が一括請求される | 4,946円 |
GMOとくとくBBには、乗り換え限定で他社解約違約金相当の最大40,000円を補助する特典もありますが、条件付きです。誰でもWi-Fiの解約事務手数料が補助の対象になるかは、申込前に窓口で確認してください。また、誰でもWi-Fiは審査なしでしたが、ほかのWiMAXには審査があります。支払い方法や審査の条件はBIGLOBE WiMAX +5Gの審査の記事とGMOとくとくBB WiMAXの審査の記事で確認できます。料金の内訳はBIGLOBE WiMAX +5Gの実質月額、GMOとくとくBB WiMAXの料金に、ほかの会社も含めた順位はWiMAX比較ランキングにまとめています。
よくある質問
Q. 更新月はいつですか?
A. 契約期間24ヶ月が終わった次の月、25ヶ月目です。この月に解約すれば解約事務手数料は無料です。
Q. 解約はどこに連絡しますか?
A. 公式サイトの解約フォームから申し込みます。フォーム送信後の案内はメールで届きます。電話で解約できるという記載は、公式では確認できませんでした。
Q. 1年ちょうどで解約するといくらですか?
A. 0〜12ヶ月目の区分に含まれる期間なら20,900円、13ヶ月目以降なら15,400円です。区分の境目にあたるため、自分の契約月を確認したうえで手続きしてください。
Q. 端末は買い取りではないのですか?
A. レンタル品で、解約時に返却が必要です。2週間以内に到着しない場合は25,000円が請求されます。
Q. 解約金を分割で払えますか?
A. 支払い方法は銀行引き落としのみで、分割に関する記載はありません。
Q. 支払いが遅れたらどうなりますか?
A. 督促手数料550円が定められているほか、未払いによる強制解約に至った場合は強制解約違約料20,000円が発生します。
まとめ: 契約する前に「出口」を見ておく
誰でもWi-Fiは、審査が通らない事情がある人にとって現実的な選択肢である一方、その代償として以下を背負う契約です。
- 24ヶ月の契約期間と、更新月以外の解約に15,400〜20,900円
- 端末未返却で25,000円
- 支払い遅延から強制解約に至った場合の20,000円
- 端末返却支援金(最大5,000円)は、解約日までに端末が到着し正常な状態なら、解約金に優先して充当される(額は査定で変わり、0円になることもある)
審査に不安がなく他社も選べる立場なら、同じUQ WiMAX回線を使う他のサービスと解約条件を比べてから決めたほうが、総額では有利になる可能性が高いでしょう。逆に「今すぐ通信手段が必要で、審査を通せる見込みがない」という状況であれば、上記の出口コストを承知したうえでの選択になります。
すでに契約中で解約したい人は、この先の申し込みリンクは不要です。上の「解約の手続き」の公式フォームと、「解約したあとの回線」へ進んでください。これから誰でもWi-Fiを契約する人だけ、次のリンクで最新の提供条件を確認できます。
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👉 これから契約する方向け: 誰でもWi-Fiの申し込みページを見る
本記事の料金・条件は2026年9月3日時点で確認した内容です(解約金、手数料なしプランの事務手数料、初期契約解除の記載は2026年10月23日に、端末返却支援金の条件は2026年10月24日に公式ページで再確認しました)。通信サービスの提供条件は変更されることがあるため、申し込み前に提供元の最新情報をご確認ください。
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