WiMAXの基礎知識として知っておいて欲しいことの一つとして、ノーリミットモードというものがあります。
インターネットのある生活の中でワイマックスはとても便利ですが、速度制限を気にせずに料金がかからず動画をみるときにはノーリミットモードが役立ちます。
そもそもWiMAXのノーリミットモードとは?
ノーリミットモードを知る前に、ワイマックスで利用する通信モードを知っておく必要があります。現在3つの通信モードがあります。
・ノーリミットモード
・ハイスピードモード
・ハイスピードプラスエリアモード
この中でも私たちがワイマックスは速いと認識しているのは、下り最大220MbpsのWiMAX2+が利用できる標準のハイスピードモードです。
ノーリミットモードは高速通信を行えるWiMAX2+ではなく、それより前から使われているWiMAXという通信形式だということです。
ノーリミットモードの特徴を一言で言ってしまうと、

制限というのは、ワイマックスを利用している時にかかる速度制限のことです。
速度制限のかかる2つの条件として
月間上限のある通常7GBプランの場合、月のインターネット通信量の7GBを超えてしまうと速度の遅くなってしまう制限がかかってしまいます。その月は128kbpsというMbpsの一つ下の単位の速度になってしまいます。
もう一つは3日で3GB制限と呼ばれる制限で直近の3日間で3GB以上のインターネット通信を行うと1〜7Mbps程度に制限されてしまいます。
ノーリミットモードではこれの通信速度がかからない通信モードということになるのです!
ノーリミテッドモードは順次終了予定
速度制限のかからない便利なノーリミットモードですが、順次終了予定です。
その兆しはWiMAXの速度が最大40Mbpsから最大13.3Mbpsまで縮小していることからわかります。
ワイマックスの運営会社であるUQコミュニケーションズからの発表でも、2018年にはWiMAXのサービスは終了して、完全に高速通信のWiMAX2+の一本化に移行することを伝えています。
ワイマックスのルーター端末をとってみても最新端末ではノーリミットモードに対応していません。それはごくごく普通のことで通信技術の革新に端末を対応させていっているのです。
ですので、端末を選択する際には最大速度の速い最新通信技術に対応している最新ルーターを選ぶ必要があるのです。
WiMAXが使えなくなって将来起こること
WiMAXの通信モードがなくなって今後起きることは、さらなる通信速度の高速化です。
WiMAXを利用するノーリミットモードは確かに制限のかからない便利なモードでしたが、技術革新の部分においてWiMAX2+よりも劣ります。
UQコミュニケーションズは今後の施策として順次下り速度を1GBの延ばすと宣言しています。
光回線のいらない速度で、もうインターネットにつながらない時代が到来するのも時間の問題かもしれません。